住宅新聞・・・ときの声
住宅業界は情報の氾濫で、ユーザーは何を基準に業者を選ぶか困惑している。
どのメーカーも、地球環境に優しいエコ住宅、健康に優しい家、省エネ住宅、地震に強い免震住宅等、キャッチフレーズで宣伝を繰り返している。
どれをとっても今では当たり前の事ばかりである。
坪24万8千円で売り込み、最終45万円前後に吊り上げる仕掛けで繁盛しているローコスト住宅が氾濫している。
中には頭が良くなる子の育つ家と称して、フランチャイズを作っているグループがいる。
庭に5本の木を植える運動で、地球環境に貢献しているイメージ戦略でTVコマーシャル流すメーカーがいる。
200年住宅の推進に向けて「超長期住宅先導的モデル事業」が始まった。
数々の専門書、講習会に出席しても曖昧な点が多く、これで200年住宅に成るのか疑問ばかりである。
阪神淡路大震災を始め、中国の大震災の報道を見るにつけ、
生命に関わる住宅は天災に強い堅牢な建物が最優先されるべきだ。
我々地場ビルダーはこの事実を真摯に受け取り、
うわべの宣伝に惑わされる事なく施主に支持される王道を歩みたい。 吉村良三
上記は住宅新聞のコラムの欄に記載されていました。
ユーザー様は情報の氾濫でどこに頼んでも変らないだろう?なんて思われるのが、私にとっては辛い所です。
さて、上記でも指摘されていますが、例えば、健康建材を使って健康住宅と言ってみても、断熱・気密が施工が拙ければ汚れた空気が室内に滞留、結露を引きお越し、カビ・ダニが自然素材である故に余計に発生し、健康とは程遠い住まいになりますね。
前にも言居ましたが、造り手としてはあたり前の事をするのが大切です。
当たり前の施工をすれば、地震にも、省エネにもなりますと、自信を持って言える
業者を探して下さい。
まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲