下手な横好き

建築現場で気付いた事・・・・啓蒙?

今日は少し蒸せますね。
スカッとした秋晴れ天気が欲しいです。

養生シートのない現場
さて住まい造りをする上で養生は非常に大切ですね。
傷つけない養生もあれば濡らさない養生も有ります。


【ブルーシートで養生施工中】

ところで、木材が濡れるのって皆様気に成りませんか?
木だから乾くからそんな事どうでも良いかもしれません・・・・・?

では乾かなかったらどうなるのでしょう・・・・・・・・・・・?

仕上げ材に傷が付くとお施主様からクレームが出る・・・・・クレームが嫌だから養生との
考えも当然有ってしかるべきですが・・・・・。

それで大抵の業者は、

【弊社の施工例 床には養生ボード】
仕上げには上記の写真の様に【例えば床材等】養生をしますね。

ところが仕上げてしまえば解らなくなる構造躯体に養生する業者が意外と少ないです。

本来はこの部分にも養生する事が肝心なのですが・・・・・。

合板を用いているならなお更ですが、乾燥木材を使っていてもです。
弊社の事務所近くでも大きくて立派に見える建築現場が有ります。

看板を見れば**設計事務所なんて看板が上がっています。

上棟してかれこれ一ヶ月経ちましたが、その間何度か強い雨が降って来ました。

しかし、土台・柱は濡れっぱなしの状態での作業を進めています。

仮に良い木材を使っていても感心しません。

昨今のコストダウン?も重なってか建築現場を見れば養生に手間をかける
建築業者は少ないですね。

時間が経てば乾燥との考えも有るのでしょうが、・・・・・雨が降れば濡れっぱなしでは困りますね。
地元の創り手なら住まい造りにかける愛情をもっと注いで欲しいと願っています。


写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

谷村
知っていても知らぬふり
 何時も申していますリテラシー(理解し、使いこなす能力)の欠如でしょうね。
 机上の勉強(理解)と現状(現場)の差異に思いが回らないのですね。
それこそ、「事故は机の上で起こっているのではなく、現場で起こっているのだ!」と叫びたくなりますね。
まじめな社長です
創り手の考え方
http://www.asahi100nen.com/
此方も防水シートを早く貼って雨水に濡れない様にしています。

それでも北陸地方は他県に比べて晴天が続きません。

濡らす確率は他県に比べて高いですね。

だから早く養生シートと思うのです。

指摘しました現場はたまたま事務所に近く、
その工程が毎日解ります。

建物が一般住宅に比べてやや大きめですが、
それでも上棟後約一ヶ月ほどに成りました。

本日ようやく外周がおおむね防水シートで囲われましたが、それでもまだ一部はオッパッパとなって雨さらし状態と成っています。

これでは如何なものかと思った次第です。

ハウスメーカーのする事ならそんなものかと思うのですが、地元の創り手です。

濡れるのを知っていての事が残念なのです。

先生がご指摘しています木痩せや坐屈と同じですね。

解っていても対策を講じない神経が・・・。

谷村
養生
ご指摘通り、躯体にも養生は必要ですね。その建築設計事務所は、基本的なことを知らないか?勉強していないのだと思われます。又は、経験不測かもしれません。

 工事中で外装工事が終わるまでは、(防水シート工事)養生するべきです。ちなみに私の設計物件は、防水紙工事(防水テープ含む)を完了し最低2回程度の雨を経験させ(漏水があるかないかのチェック)その後、初めて断熱材の施工及び外装仕上げ材の仕上げ工事に移行するように定めています。もちろん水切り金物工事も防水紙施工前に完了させています。
(シメール取り付けは言うに及びません)(笑い)
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