コハクチョウ
3. 室温から住み心地を考える
室内の快適性は温度と適度な湿度と成ります。
温度も湿度も目には見えませんが、体が直接ストレスとして感じる極めて重要な要素に成ります。
内断熱工法の住宅では
隙間が多い為に外部の温度変化が直接室温に影響を与えます。
例えば、冬外気温が低くなるとほぼ同時に室温も下がってきます。
もちろん通常はそれに対抗する為に暖房を強くしてしのいでいます。
しかし、暖房を切った瞬間から室温は急降下し始めます。
冷気は壁や窓、床を通じて室内に入ってきます
部屋の中の熱が壁や窓を通じて逃げているのですね。
ですから、暖房機器の近くや部屋の中央は暖かくても、床や壁の近くは寒いということになります。
部屋を温めるときは部屋の扉を閉めて、できるだけ狭い空間にして暖房するでしょう。
しかし、このため、部屋以外の廊下、トイレ、浴室、押入は寒いままの状態になっています。
その為、家の中に温かいところと寒いところができ、その温度差から心臓発作・脳梗塞等が
起こったりするのです。【温度のバリアフリーに成って無いのです】
近年のデーターではなんと浴室で事故死される方が年間17000人とのデーターが有ります。
その多くの原因は温度差です。
其の大きな原因は断熱施工に有り、住めば住む程にストレスを感じる為、新築してわずか
20から30年程度で取り壊されているのです。
それが今までの内断熱施工による所が大きいのですね。