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<天下り>文科省が隠蔽工作 架空話でっち上げ「想定問答」
毎日新聞 1/24(火) 20:17配信
文部科学省が元高等教育局長の早稲田大への天下りをあっせんしていた問題で、
文科省人事課が違法行為の発覚を防ごうと、関係者の口裏合わせのために作成した想定問答の内容が分かった。
実際には無関係の文科省OBが再就職を仲介したという話をでっち上げ、組織的な隠蔽(いんぺい)工作をしていた。
元局長、早大、OBの3者それぞれに想定問答を用意して口裏合わせを依頼する徹底ぶりだった。
天下り問題を追及している民進党の要求に応じ、文科省が24日、想定問答の文書を開示した。
政府の再就職等監視委員会の調査によると、文科省人事課の職員らは吉田大輔元局長が在職中の2015年6~7月、早大への再就職を打診して履歴書を送付したり、
採用面談の日程調整をしたりしていた。
吉田氏は退職2カ月後の同10月に教授として再就職した。
しかし、想定問答では実際とは逆に、大学側が高等教育行政に詳しい人材を求めたいと考えて、以前、早大に勤務していた文科省OBに仲介を依頼した--という虚偽のストーリーを設定。
(1)OBが15年7月下旬の報道発表で吉田氏の退職を知り、早大に「吉田氏なら
採用の可能性があるか」と電話連絡
(2)大学側は「吉田氏なら是非連絡をとってほしい」と回答
(3)OBが吉田氏と早大副総長との面談日時を調整--など、実際にはなかった会話のやりとりを作り上げていた。
早大などの説明によると、早大の人事担当者は16年8月にあった監視委の1回目の調査では想定問答に基づいて虚偽の回答をしたが、11月の2回目の調査で口裏合わせの事実を認め、違法な天下りのあっせんが発覚した。
国家公務員法は省庁が職員の再就職をあっせんすることを全面的に禁止しており、
監視委はOBが仲介した形を取ることで合法性を装ったとみている。
【佐々木洋、遠藤拓】
私心
この人たち、未来を託す子供たちにどんな顔が出来るのでしょう?
規則・約束事を自らその責任を放棄ですね。全く何を考えているのでしょう。
言われるように天下りを百歩譲ってその原因が、現在の官僚組織の構図が天下りを招
いているとするならば、どうしてそれを是正しないのでしょう。
素朴な疑問です。
他の省庁に飛び火しなければ・・・・・なんて余計な心配?