それにしてもすさまじい土砂崩れですね。
被災に遭われました九州や中国地方の方々のご冥福と1日も早い復興をお祈り致します。
尚、これから夏山を目指される方は天候に気を付けて下さい。
ご来光は?
友人は寝付けなかった様でしたが、私は3時過ぎまで爆睡?
トイレと思い起きた所、既に身支度を整えた登山者が玄関先でごそごそと・・・・・。
室内に帰えれば、他の同室の方々も一斉に起床し身支度を整え出発進行です。
ところが先にも言いましたが、私はヘッドランプをこの為にと思って購入しながら
忘れたのです。ほんまに情けない話です。
暗がりの中、Kさんのヘッドランプを頼りに一歩、一歩です。
約30分程登った所で、室堂からどーん・どーんと太鼓の響く音が聞こえました。
これは就寝前に館内放送で4時に太鼓がなると教えられていました。
同室の方が、「ご来光が期待できる?」それで神主さんも同行して山頂を目指すとの事でした。
これでご来光・・・・・・・・・期待がふくらみ勇んで登りましたが。
昨日と同じ、神社に参拝。
山頂で写真を撮りながらしばらく待てば、神主さんが白山連邦にちなんだお話をして頂きました・・・・・が残念ですが、はっきりとしたご来光は見えませんでした。
それで、周辺のお花と池めぐりをと言う事で、下りかけたところで少し太陽の日差しが強く感じました。
それはほんの数十秒でしたが、私と、友人そして、ご夫婦にボランティアでガイドの方2名、合計6名の方がなんと「ブロッケン現象」を見たのです。
私的はご来光に未練を持って下りかけた矢先、ご来光を諦めたその時ですね。
「こんな時にブロッケン現象が起き易いと」ボランティアのガイドさんが言った時、
太陽に背を向けて前方を見れば、霧になんか映っているのですね。
それは人影でした。
そしてその陰がはっきり人影と見えたのです。
手を振ればかすかに動きました。間違い無しに私自身の陰です。
「全員が見えた」と子供の様に・・・・・。
ガイドの方も始めてだそうで感激・ラッキーでした。
山頂から室堂に至るお花畑コースは観光新道の登山ルートとはチョット趣の変わった、山野草が咲き乱れ本当に不安としんどい思いをして登った甲斐が有りました。
皆様に感謝です。
写真を撮りながらゆったりとコースを散策し、室堂には7時過ぎ着き朝食を頂き身支度を整え一路下山です。
8時ごろでした。砂防新道からの下山です。後ろから追い越して行く方は少ないのですが、下からはドンドン多くの方が登って来られました。
高校生らしき集団、中高年のご夫婦、そして子供をつれた若い方、
孫同伴のご老人、一人で登られる方、中高年の女性のグループと様々な方々と
挨拶を交わしました。
なんとある方は松葉杖を突いて登って来ました。
片方が不住なのです。その姿には一種の凄さを感じました。
何にしてもそれだけ山には人を引き付ける何かが有るのでしょう。
私達二人はマイペースでのっちら、のっちらと歩みを進めれば、多少きつめの
新品の靴、指先に痛みは有りましたが、漸くにして別当出会のつり橋に辿り着きました。
これもほぼ5時間ほど費やしたのでは。
駐車場には観光バスも止まってほぼ満車、登った日とは比べ様も有りません。
そして帰路途中で友人と、**温泉に入って帰ったのですが、さすが温泉に入った後はこのまま寝てしまいたいなんて、車の運転までして頂いた友人に申し訳ないでした。
今回、白山を登れた事で何事も一歩から始まる事を改めて強く思いました。
自信にも成りました。
住まい造りの現場においても日々の些細な事の積み重ねが、ご縁のあったお客様に色々な面で還元出来るのですね。
先日、リフォーム工事を終えたお施主様から、「有難う、工事担当者がいいがにしてくれた」と言うお言葉を頂きました。
これも、現場担当者並びに工事関係スタッフが日頃から些細な事に気を使って
当たり前にしている姿がお施主様から喜びの言葉を頂けたのではと思っています。
スタッフ一同に感謝ですね。
今はまだ疲れが抜け切れていませんが、もう一度白山に登る機会が有れば挑戦したいです。
それでは、長々とお付き合いをして頂きまして有難う御座いました。
米田正憲
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