無農薬にした事で健康を重視した方々とのご縁が多くなりました。
また近年はその傾向が強くあらわれています。お施主さまのこだわりでしょう。
それでも下記の様な場合が有りました。
3年程前の事ですが、ハウスメーカー4社と競合になりました。
その時の話ですが、私共の説明不足も有ったのだと思いますが、
「他の大手は全て薬剤処理して、あさひだけ薬剤処理しないのはおかしい」と
言われました。
薬を用いない為に工夫をしているのですがご理解は頂けませんでした。
結局、競合各社と同じ土俵に上がる機会が有りませんでした。
それも後日に知りましたが、「薬剤処理をしない事が手抜き」とメーカーの
営業マンに教えられていたようです。
もっとも、私の目から見れば、この4社は全て薬剤を用いなければ
後日のクレーム(腐れとシロアリ被害の起こしやすい工法)の恐れが有る部材を
使って施工していますが。
今も、この方の近くに行く機会が多いのですが、結露等で後悔していないか
気にかかります。
でも不思議なもので、この方に隣接する方が次年度に弊社の住まい造りに
共感を頂きまして、高性能住宅(ファース工法の家)を建築して頂きました事を
付け加えて起きます。
住む人の健康を重視した考え方で家造りをするのか、
それとも住む人の健康より、作り手の都合よく出来た家すなわち、
後日のクレーム防止と、儲け重視の方針で薬剤加工した木材を使うのかは
作り手の考え方次第ではないでしょうか。
どちらも間違ってはいませんが、選ばれるのはお施主様です。
私は薬剤を用いる事を全て否定しません。
特に白蟻の食害の危険性が高い地域ではその点を考慮した家造りも
必要不可欠です。地域や建築価格よって柔軟に考えなければならないでしょう。
しかし、基本的に食べ物や住む所に危険因子を出来る限り持ち込まない家造りに
こだわりたいです。
・・・・・・次回に続きます。
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