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家造りには色々なリスクが有ります。
その中で住まいの工法選びと造り手選びが完成後の良否に大きく関わります。
となれば、私思うに地域の環境に適した工法を探し、かつ良心的な施工者に
めぐり合う努力が必要ではないでしょうか。
もっとも、家造りで一番難しいのが造り手(施工業者)の選定と言われています。
施工者が決まればおのずと工法もほぼ決定する事になりますから、
施工者選びが難しければ工法から施工者を絞り込む方法も有ります。
北陸の気候は家造りには環境が大変厳しいです。
蒸し暑く、寒くて湿気が多く、しかも日照時間が短いのです。
住まいの大敵、湿気が多い為、一旦湿気を帯びた箇所は乾燥もし難いので、
他県で適した工法でも当地には向かない場合も有ります。
さて、住まいはその地に合った工法が、住む人に優しい住環境を創り出せると考えます。
では「どのような工法の家が」と聞かれれば、私は当然、木造在来工法と答えます。
木造在来工法のみを施工しているので我田引水と言われるかも知れませんが。
もっとも在来工法でも、色々な工法が有ります。
一般住宅の工法には皆様も知っての通り、木造在来・木質プレハブ・ツーバイフォー・
コンクリート・軽量鉄骨・軽量鉄骨プレハブ工法等が代表です。
私が木造軸組み工法にこだわるのは、他の工法(木質・鉄骨・コンクリート)に比べて
感覚的に「住み心地良く人にも環境にも優しい家」だからです。
又、建築中は自然的なリスクが多々有りますが、木造在来工法は他の工法に
比べて柔軟かつ迅速に現地対応が出来ます。
例えば、同じ木造でも合板を多用した木質系住宅には天候による
大きなリスクが有ります。
上棟時や建築途中のでの降雨です。濡れた合板は腐りやすく劣化が急速に進みます。 以下次回に続きます。
まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表 米田正憲