~ 人間なんてさびしいね・・・ 詩と絵 やなせたかし
先日、94歳で天国に旅立たれたやなせたかしさん。
「アンパンマン」でその名をとどろかせたやなせたかしさんですが、たくさんの詩集を出されていました。
そういえば私・・・やなせたかしさんの詩集を持っていたような・・・
私が学生の頃買って、結婚しても嫁入り道具として持ってきたような記憶が・・・
本棚を見ると、探す間もなく見つかりました。
手のひらサイズの小さな詩集です。
すっかりと忘れていました・・・
~美しくない手のひらですみません~~^^;~
私がこの詩集を買ったのは、「人間なんてさびしいね」 と、いう題に惹かれたからでした。
初版は1976年 私が買ったのは11版の1980年のものです。
ということは・・・この詩集は、やなせたかしさんが57歳の時に作られたことになるようです・・・(@_@)
私の計算、間違っていませんかね・・・(^_^;)w~
~目次です・・・♪
短い詩は、6行くらい、長くても2ページ内でまとめられています。
なんていうか・・・ 読んでいて切なさを通りすぎて、どうしようもない行き詰まりを感じる詩が多く・・・
若かった私はこの詩集に共感し、こんな風に思っているのは私だけじゃないんだな・・・
と、安心した記憶がよみがえってきました。
私が好きな詩を一つだけ紹介させていただきます。
~絶望のとなり・・・
絶望のとなりに
だれかが
そっと 腰掛けた
絶望は
となりのひとに聞いた
「あなたはいったい誰ですか」
となりのひとは
ほほえんだ
「私の名前は 希望です」
今読んでも、じ~~ん・・・・
心に残る詩はたくさんありますが、私にとってこの詩が一番響きました。
あと、この詩は明るめでした~
~生きてるってふしぎだな・・・♪
この詩は、「手のひらを太陽に」を 連想させられる、この詩集の中では明るめです♪
~こころの詩集や誕生日の詩集などもあるようです・・・♪
定価450円の小さな詩集シリーズです。
ちなみにこの 人間なんてさびしいね は、当時680円でした~~☆♪
~裏表紙・・・♪
私がアンパンマンの絵本に出会ったのは、しばらくしてからでした。
この詩集のやなせたかしさんと アンパンマンの作者のやなせたかしさん
同一人物だと気づくのに、時間がかかりました~~
~♪何のために生まれて、何をして生きるのか~・・・
アンパンマンのアニメの数々の曲の詩には、やなせたかしさんの生きてきた思いが伝わってくるようです。
アンパンマンの哲学♪ 子ども達には気づかないうちに心に残っていくと思われます!
アンパンマン、永遠に!
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アンパンマンの映画に行った時に、せっかくアンパンマンがいたのに、2人とも大泣きでしたヽ(^o^)丿
アンパンマンのキャラクター達は、どのキャラクターもとても愛嬌があり、やなせたかしさんの人柄が偲ばれます・・・
ちなみに私は、天丼マンが・・・好きです~~(^O^)♪
アンパンマンは3歳くらいまでの子供には、最強のキャラクターですね。
我が家の近くに、住宅展示場があり、よくアンパンマンショーをやっていました。いつも子供連れでにぎわっていました。うちの子は、着ぐるみがダメだったので、よく泣いていましたが(笑)
素敵な詩をお書きになられますね。いつまでも、人の心に残っていくのでしょうね。
知りませんでした~☆♪
今年、94歳と言う事は、アンパンマンはやなせさんが60歳近くで生まれたことになりますね!
これからこんなに人のために尽くすキャラクターは生まれないだろうと思うと、寂しくもありますが、、、
たくさんの人たちに愛され、親しまれたアンパンマンの哲学は、永遠ですね~(^O^)♪♪
若い頃の苦しみがあったからこその優しさなんでしょうか・・・
久しぶりにやなせさんの詩集を手にして、若い頃には気づかなかったことに気づいたような・・・そんな気がしました♪
ほんと、心に染みるような、ちょっと考えさせられるような詩ですねえ。
優しい気持になります。