将棋のプロ棋士、羽生善治氏「人工知能の時代。過去の勉強方法これから役立たず。」(テレビ朝日の記事より)
身内の話で恐縮なのですが。
うちの父は子どもの頃、いわゆる知能指数で「天才」が出た人でした。
(残念ながら僕にはまったく受け継がれていません)
でも、ここだけの話、息子の僕が話していて「賢いなあ」と思うことはまずありません。
確かに複雑な計算とかを空でやれるのですが、日常でそれが必要とされる場面なんてないですから。
むしろ実体験に関する記憶は苦手で、行ったところも会った人もすぐ忘れてしまいます。
また「マジックナンバー7」という言葉があります。
人間がとっさに覚えられる数字は「7つ」が限界という説に基づくものです(本当はもっと少ないようです)。
これは勉強ができるできないに関係なく誰でも大体同じです。
さて、何が言いたいかというとこういうことです。
「人は抽象的な認識力に比べて現実的な認識力の差は少ない」のです。
勉強という分野になると、特に理系科目はとんでもなく差がつきます。
2桁の足し算引き算も難しい人から、4次元の世界を脳内でイメージできる天才までいます。
しかし、そんな人たちでも現実世界の認識にはそれほどの差はつきません。
それに「抽象的な認識力だけ」優れた人や「現実的な認識力だけ」優れた人もいます。
前者は日常生活に無頓着な天才アーティストや天才学者のタイプです。
そして後者は「あの子は勉強はできないけど賢い」と言われる『サザエんさん』のカツオタイプです。
たまに「勉強のできる人と頭のいいのは違う」と主張する人がいます。
そういう人は「現実的な認識力」が優れていることを「頭がいい」と言っています。
最新の画像[もっと見る]
-
忘れられた色たち -Forgotten Colors- 2ヶ月前
-
『巫女物語』第05話「嵐を呼ぶ初占い!」 2ヶ月前
-
昭和百年奉祝曲アマザカル(Ama-Zakal A Song For The Showa 100th Anniversary) 3ヶ月前
-
Rapture -ラプチャー- 8ヶ月前
-
『巫女物語』第03話「男の子と初デート」 9ヶ月前
-
『巫女物語』第02話「その初仕事は突然に」 1年前
-
『巫女物語』第01話「巫女になった男の子」 1年前
-
『巫女物語』第01話「巫女になった男の子」 1年前
-
『巫女物語』第01話「巫女になった男の子」 1年前
-
【自作曲】Simulated Reality -シミュレーテッド・リアリティ-【デジロック】 2年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます