<電通社長引責辞任>過酷勤務の企業風土 鬼十則…「すべてが過剰だった」(産経新聞の記事より)
個人的に仕事の面でとても劣等感を抱いてしまうタイプの人がいます。
とにかく自分の仕事に対する熱意と執着心が尋常でなく、それを支える体力が並みはずれている、そんなタイプです。
そして大体の場合、人間性は最悪です。
基本的に周りから距離を置かれてるか、やっかみ半分で陰口を言われて嫌われています。
でも、結果を出す上、他人に厳しいのと同じくらい自分にも厳しいので誰も何も言えません。
経験上、こういう方は比較的小さな企業で、ワンマン社長として成功されてる方が多い印象です。
ところが、それ以上の規模になると、この手のタイプが上に立つことが少なくなってきます。
大きくなればなるほど、会社が長く続けば続くほど、見かけなくなってきます。
どちらかというと穏やかで優しい感じのする人が増えてきます。
というのも、組織が一定以上大きくなると、人をまとめる力が必要になってきます。
自分でやるより、人を使う、人に好かれる、色んな考えや性格の人を許容できることが必要になってきます。
前述のタイプの方は一定の会社組織のレベルでは非常に優秀ですが、一方でこの限界を乗り越えられない人が多いのです。
その証拠に、国という最大の組織をまとめる議員にこの手のタイプはまず見かけません。
ただ、大企業にいないかというと、業態的に一人部署のようなところのある商社や広告代理店や金融系には多いんじゃないでしょうか。
逆に言うと、同じ社員でも敵同士で、そういう人でないと生き残れない面があると思います。
上記事の『電通』もそういう嫌われる要素があるのは彼ら自身自覚していたと思います。
ですから、一昔前までは「大手広告代理店」と言われテレビでその名が出ることは北朝鮮並みにありませんでした。
しかし、今はどんな企業も表に出て多くの一般の人の目にさらされるネット時代です。
多くの人から見られればみられるほど、こうした人に嫌われるタイプの優秀さは、個人も企業も生き残りづらくなっていきます。
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