せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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この時勢に予算増額とは凄い

2010-02-02 21:59:56 | 宇宙、航空系
ようやく現実路線に戻ってきたような気が。

 ■オバマ政権、NASAの有人月探査を全て打ち切る (sorae.jp)
 ■オバマ大統領が予算教書発表、有人月探査を中止 (CNN.co.jp)
 ■NASAの有人月探査計画、打ち切りへ (ナショナルジオグラフィック)

 ■アメリカの宇宙開発政策が大方針転換、有人月探査中止よりも堅実な技術開発に注目せよ
  (松浦晋也のL/D)

おぉついにきたか!と思ったら既に松浦さんがこの話の凄い部分も取り残された日本の困った立場も全部書いちゃってるので自分としては割愛。

取り合えず凄く気になるのは、NASAの20011年度予算概要にある「Heavy-Lift and Propulsion R&D」って項。意訳すると「次世代ロケット用のすっごい力持ちのエンジン作るよ」「安くて開発に時間がかからないようにしたいね」なんて事が書いてあるんですけど、いきなり書くからには、NASAには何かネタがあるんですかね。
単にシャトルのメインエンジンだったSSMEを見直して再設計するくらいなら分かるんですけど、「次世代用」ってのが妙に気になって。


まさか……リニアエアロスパイク???

いやーアレも予算超過で潰れた企画だからなぁ、今更復活させるって事は無いと思うけど……やってくれると面白いなぁとか思ったりして。



オマケ。

そういやX-33計画を実行してたのがクリントン政権で潰したのはブッシュ政権。
んでコンステ計画を作ったのはブッシュで潰したのがオバマ。
なんか妙なマッチポンプ臭が。

そう思うと、ホントにリニアスパイクの復活があったりするんだろうか??(笑)