せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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伊勢丹で買ったチョコ色々

2010-02-12 23:12:48 | 食い物
もう先月の話になりますけど「サロン・デュ・ショコラ」ってチョコの即売イベントが新宿伊勢丹でありまして。
この時期、甘党としてはやはり黙っていられないわけです。

とはいいつつ予備調査なし&期間終了間際に行ったので、イベントの目玉商品は殆どが売り切れていたのが実情でして。何でも話によると初日に全部売り切れた商品もあったとか。んなの買える訳ねぇ。
ってことで、単に外国のチョコを見てまわるフロアという感じで楽しんできました。

取り合えず買って帰ってきたのは以下の3品。
さてお味の程は如何なものか。


 ■es koyama 「ソムリエ・ド・カカオ」6枚入り




割と凝った箱でした。やっぱ日本人は見た目にこだわる。


で、中身は割りと普通に板チョコ。1枚100円以上ですが。


koyamaって名前の通り日本のお店なんですが、他の海外ブランドより見た目の映え方が1ランク上でした。繊細さでは日本のレベルって凄いんだなと実感してました。

で、これは確か630円くらいだったと記憶。
実は並んでいた中で一番安かった商品なんですが、一番安い割にちゃんと箱も凝っているのがまた凄い。
中身は3センチ角の板チョコが6枚。チョコの量から換算するに、チロルチョコの5倍くらい高級な感じかと。(笑)

肝心の味の方は……うーん……正直、普通の板チョコとそんなに変わんないような気が。

いや、おいしいですよ。甘さ控えめだけど苦いって訳でもなく、かなりいい感じの味です。
ただ、同じような味は市販のビター系の板チョコでも出せてるので、新鮮味は無いなぁと。

そういえば、一枚ずつそれぞれカカオのブランドが違うらしんですが、正直良く分かりませんでした。
飽きるほど食えたら分かるのかも知れませんけど、この量じゃ仕方ないかと。


 ■Christopher Norman New York with BEL AMER 「カプチーノカップ」





チョコで作ったカップとソーサーと、チョコのカプチーノ。
見た目が楽しい一品。



これは1300円くらいしたのかな。大きさはテニスボールよりちょっと小さいくらい。
高いと思うでしょ? このフロアではこれでも安い方なんです。
このイベント、見ているうちにだんだん金銭感覚が麻痺してきます。割と怖いです。(笑)

で、商品としてはもう見たとおり。
カップとソーサーは普通の硬いチョコ。普通に板チョコの味がします。で、カップの上に載っている白いのはホワイトチョコの生チョコでして、ちょっと洋酒入りで、シナモンがかかってます。そして白生チョコの下は、割と硬めの生チョコで、何故かアーモンド味。一応コーヒー風味という話だったんですが、コーヒーの香りは殆どしなかったような。

味の方ですけど……うーん……正直微妙。
コンセプトはいいんですけど、とにかく味がしつこい。(笑) 劇甘ではないんですが、後味はかなり重いです。
中身の生チョコがもっと軽くて、もっとコーヒー風味が強ければ良かったのに。
不味くは無いですけど、ちょっと期待はずれでした。


 ■Patisserie Sadaharu AOKI Paris 「エクレア ペルー」




見た通りエクレア。但し中身はチョコクリームぎっしり。


正式名称不明なんで、エクレアと呼んどきます。
これは600円くらいだったかな。今まで食った中で最も高価なエクレアです。(笑)

しかしココまで来て気がついたんですが、買った店、全部日本人がらみ。
es Koyamaは当然として、Christpher Normanに協賛してたBEL AMERも日本のブランドだし、これもパリに行ってる日本人だし。やっぱ見た目で「うまそう」って思わせるツボは、日本人同士の方が伝わりやすいんでしょうか。
まぁそれはそれで構わないんですが、せっかく世界中のチョコが集まったフェアだというのに、何かもったいないような気がしないでも。


で、味の方ですが。
これはもう文句無く美味い!!! 600円の価値はあったかなという味です。

モノとしては普通にエクレアです。
但し中身のチョコクリームが絶妙でして、普通のチョコ風味の生クリームと、生チョコの丁度中間くらいの濃さでして。凄くなめらかでやわらかいのに、濃厚なチョコの味がするという、見事なクリームでした。

カカオの原産地毎に4種類くらいあって、これはその中の「ペルー」だけ買ってきたんですが、これなら4種全部買っても良かったかも。
ただ、普通に買うと4本2400円……もうちょっと安くならないかなぁ。