いのちゃんの

「時間」
それは人生の中で最も価値のあるもの

痴呆の啓蟄

2017年03月04日 | 頑張らない介護中


啓蟄

春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころ

母の啓蟄はどうやら今日だったらしい(季節的には合ってる)

母は「今、何月?」と聞いても「わからない」としか言わない

寒ければ寒いねぇ、暑ければ暑いねぇ、春も秋も・・・四季なんて関係なし

コタツがすっかり片づけられていたのにはびっくりヾ(-д-;)オイオイ

痴呆と言えども力はある、頭だけで身体はしっかりしてますから

母が過ごす南の部屋は、お日様が出れば日中暖かい

厚着をしているから暑かったのかもしれないけど夜はまだまだ寒い

コタツを再び設置(どーせまた片づけるでしょうけど)

外はだんだん色づいてきてうれしいけど、元気な草が生えだして来ると喜ぶのが母

毎日のように雑草を積んでは「これはホウレンソウ」 ヾ( ̄o ̄;)チガウッテバ

泥だらけの根っこがついたままの雑草を

大事そうに抱えて台所へ運んでいる

それを毎日イラッとしながら捨てる私

玄関から台所までじゃりじゃりですわーヽ(`Д´)ノプンプン