今も昔も人間のやることは一緒
読書中の「ペスト」、今ちょうど半分あたり
最初は「ノミ」による伝播、人獣共通感染ですから怖い怖い
お互いの伝染を避けるためにバスの中では背中合わせ
レストランでは「当店では食器は煮沸済みです」の張り紙
当然「ペストにより閉店」の張り紙もある
酔っ払い以外、誰も笑わなくなった町になった
新聞の見出しには「ペストはいつ収束するか?」そればかり
病疫の進行、衰退について市民に報告する義務があり
病疫の今後に関しては最も権威のある証言を提供し
災禍と戦う人々に紙面で指示を与える
住民の士気を維持させるために
あらゆる人々の善き意思を結集するために、、、、(本から簡単にして抜粋)
同じだね、ほんとうに同じことをしている
ちょっと笑ってしまったわ
だんだん状況がひどくなって物資・食糧の不足が起こり始める
当時「神は偉大にまします」
なんぞと神様が病気を一蹴してくれるに違いないと信じていた人達
ひっきりなしに祈りを繰り返していた人達が
神よりももっと緊急なのが「ペスト」だと気づいた瞬間
宗教は位置を保てなくなって人々は「享楽」に走り始める
当時
血清もあったのだろうけど、いかんせん「量」が足りない(工業的な量)
あたふたしているうちにコロナで言えば変異種が出現
新しい型を示す症例が出てくる、ヒトーヒト間の飛沫感染の始まり
肺ペスト、口から口へ感染するもの変わってきた
ハイ
今読んでるあたりがソコ
難しい所は適当に読み進め、100%は理解できなくても
「今」と比較しながら読むと面白く読めものだなと
市民のマスクのハナシは出てこないけど
お医者さんのこのマスクは有名だね
さて、そろそろ私もペストの町から脱出
母のワクチン接種券を持って特養へ行ってきま~す
あの、鳥のくちばしのような挿絵も教科書で見たことがありますねー
有名無名に問わず住民の