着物を着ない週末

着物ショップなどに行くと、必ず着物を着る頻度を尋ねられ、ほぼ毎週着ているというと驚かれる。

お茶のお稽古が月に３回あり、歌舞伎を月に一度は見に行くとなると、都合月に４回、週一ぐらいは着ている計算になる。
着物好きならこんなものかなと思っていたが、割と頻度が多いようだ。

年間着用回数を振り返ると
　2008年(着物初年度)：41回
　2009年：61回
　2010年：46回（11月末時点）
となる。なかなかいいテンポ(^^)。

そんな私もこの週末は、久しぶりに着物を着ずに過ごした。着物を着始め1、2年目は、時間があれば、着物を着ずにはいられなかったけれど、３年目となった今年はずいぶん、落ち着いたものだ。

一見、着物離れのように見えるこの現象だが、そうではなくて着物を着るということが日常化したように思える。無理して着なくても、意識的に着なくても、自然に着物を外出着の選択肢の一つに考えている。すっかりワードローブの一つになったという感じ。

ワードローブといえば、ここのところ着物への投資に傾注していたので、洋服がさすがに少々払底してきた。冬物は痛みが少ないから見て見ない振りしていたんだが…。
というわけで、ひさしぶりに女性ファッション誌を買ってきて、着物着ない週末にほしい洋服をチェック。

ところが。
あんまりワクワクしない。
素敵だなーとは思うものの、これがほしい！というほどの盛り上がりにならない。

結局、「七緒」や「美しいキモノ」のバックナンバーを取り出して、組み合わせや今後買いたいものを妄想。


＜「美しいキモノ」2009年夏号はすごい。「365日キモノ暦」何回見ても飽きない＞

着物着ない週末でも、頭の方は着物から離れられないことが、よっくわかった。