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熊本から気ままに山と自転車のブログ

溝上六地蔵・石造十六橋・中土六地蔵

溝上六地蔵・石造十六橋・中土六地蔵
2022/2/10(木) 晴/曇

今日の最高気温予想12°とやや暖かい。天候は曇天だが、昼から回復傾向予報に12時前から玉名市方面にポタリングに出る。
目的地を、玉名市溝上の六地蔵、山田の石造十六橋、中土の六地蔵探訪とする。

熊鹿ロードを北進し、県道31から国道208に出て玉名大橋を渡り、菊池川右岸堤防道路を遡り溝上集落を目指す。明光寺の標識を見て左折し、門前を右折すると、「溝上六地蔵」(写真1・2参照)が鎮座する。特徴的な大きな笠が目に留まる。


中台にも六面に彫刻(写真3参照)が施されている。


説明板(写真4参照)には、「玉名市指定重要有形文化財溝上六地蔵石幢
地蔵菩薩は、村落への悪霊の侵入を防ぐとされ、特に子どもを守るとされています。また六地蔵は、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道に迷う衆生(人々)を救済する(救う)とされています。
この六地蔵石幢は、一辺〇・四四㍍の方形の幢身の上に六角形の中台の六面には風化しているものの蓮華、牡丹、卍などが見られ、六角形の龕部には各面に地蔵が浮彫りされています。笠は六角形で最大幅一・二六㍍あり、宝珠は失われて他の石塔の部材が持ちられています。総高はニ・二七㍍あります。
延徳三年(1491)等の陰刻銘があり、玉名市内にある二十二基のうちでも古い方になります。
この六地蔵石幢の形態は十五世紀後半の特色を良く示しています。・・・」とある。


溝上六地蔵を後にして、国道208玉名バイパス下り側道下に境川に架る玉名市指定重要有形文化財(建造物)石造十六橋(写真5・6参照)に移動する。


橋桁下面(写真7・8参照)を観る。
現場に説明板はないが、玉名市ホームページに、「明治16年に架けられたと伝わる石造の刎橋です。熊本県城北地域において現存する石造の刎橋は、菊池市内の1基(立門橋 持送り式桁橋)及び玉名市内の2基(十六橋・乙宮橋)のみです。市内残存の石造橋の大部分が凝灰岩切石を利用していますが、この橋は花崗岩を使用している点が特筆すべき点です。
 全長7.00メートル、桁部長さ3.88メートル、幅員3.10メートル、高さ2.82メートル。」とある。


橋詰に仏像の彫刻がある五輪塔(写真9参照)が鎮座する。


山田の石像十六橋を後にして、市登録有形文化財(建造物)の中土六地蔵に移動する。
中土六地蔵(写真10・11参照)は岱明ふれあい健康センターに隣接して鎮座するが、道は西側に廻り、用水路と並行する未舗装の小路を入った所にある。


中台と龕部には彫刻が施されて、溝上六地蔵と同じような造りになっている。笠と宝珠が新しそうで、そこが指定文化財と登録文化財の違いか。16時過ぎ帰途に就く。


17時半帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)39km→中土六地蔵32km →熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実5時間) 総計71km 走行累計45,723km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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