群玉山皆乗寺
2022/2/8(火) 曇/雨
今日は曇天で最高気温予想9°とやや寒いが、天候は昼から回復傾向予報に12時半から図書館に本の借換えを兼ねてポタリングに出る。
目的地を、益城町木山の六地蔵と町指定重要文化財の郡玉山皆乗寺探訪とする。
大江の市立図書館により水前寺の市立体育館前電停の所から水前寺江津湖公園の中を通り、秋津川右岸沿いを東進する。一旦県道28に出て、木山神宮方向に右折する。
木山の六地蔵は木山神宮の参道入り口の角ではないか、と見当を付けて来てみたが違ったらしい。
そのまま国道443に出て木山川左岸堤防道路から県道57へ福田地区を目指す。福田郵便局前を通り東進し、「皆乗寺」の緑色の標識を見て右折すると皆乗寺(写真1・2参照)に到着する。
山門と本堂が益城町指定の重要文化財(建造物)になっている。
広報ましき2008.4月号に、「群玉山皆乗寺は、鎌倉時代に福田寺の末寺として福原村・谷崎に開基されました。当時の福田寺は、朝來山の麓に位置し、天台宗の名刹として三十六堂と十二の門からなる大寺院でした。福田寺は、女人禁制の寺院であったことから、登山口にあたる福原・谷崎は、女人参詣者の足止めの場となりました。この場所に、関西近江の地から来た尼僧「妙禅尼」が万治2(1659)年に寺院を開基したことが皆乗寺の起源とされています。
開基当時は「浄見寺」とされていましたが、細川家の「浄見院」の院号と同じであることから、宝永6(1709)年に「皆乗寺」と改めました。・・・元禄7(1694)年に本堂を建立・・・その後、畑中・品石に移転し大水害や享保の大飢饉等幾多の被害を経て、元文2(1737)年に現在の田中地区に移転しました。現在本堂には、本尊「阿弥陀如来立像」が安置され、境内には本堂・山門・鐘楼があります。・・・」とある。
熊本地震により被災し、本堂・山門は再建されているが、鐘楼は再建されておらず梵鐘は境内の隅に置いてあった。
皆乗寺到着前から小雨が降り出し、ここで暫しの雨宿りをして帰路に就く。
帰路は田圃の中の農道を走り、水前寺江津湖公園(広木地区)から江津湖畔を通る。
湖面には、たくさんの水鳥(写真3参照)が浮かぶ。
17時前帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)23km→群玉山皆乗寺22km →熊本(自宅)
所要時間4.5時間(実4時間) 総計45km 走行累計45,652km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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