熊本から気ままに山と自転車のブログ

新開神社・原口阿弥陀堂

新開神社・原口阿弥陀堂
2020/4/30(木) 晴

天候は晴れ、気温25°今日は、竹迫城跡を目的に、午後13時半からポタリングに出る。
ルートは、旧坪井川川床のコンクリート舗装の下の暗渠を確認し、その後は国道387を避けて合志市須屋、黒石を経由して竹迫城跡に向かうことにする。


須屋から黒石に行く途中に、新開神社(写真1参照)があった。
天明町の新開大神宮の末社か?と思って立ち止まったが、新開地区の神社と云う意味のようだ。


社の隣に「深海開拓記念碑」(写真2参照)がある。


御影石に陰刻された説明盤(写真3参照)に詳細が彫られている。
一部であるが「・・・棚橋眞作大佐は・・・戦死した将兵の遺族を一件づつ訪ね歩き、連隊長として尊い命を死に至らしめた不明を涙ながらに詫びると・・・戦争で荒廃した日本に復員する将兵や引揚者の食料を確保する為、黒石原の教育隊演習場を開墾・・・「新開開拓地」と名づけ・・・開拓への準備が整ったのを見届けた大佐は・・・昭和21年2月13日未明自決・・・辞世、国破れ何の命ぞたらちねの弓矢の道を我は行くなり」とある。


新開地区を後にして北進する。原口下地区に阿弥陀堂(写真4参照)がある。


ここは西光寺跡らしい。由来記(写真5参照)には、「・・・天正13年(1584年)、島津軍の侵攻による竹迫城落城のおり、合志郡内のあらゆる寺宝、神宝等が略奪され、本西光寺は竹迫城や貴重な文献と共に焼き払われた・・・」とある。文献が残っていれば郷土の歴史の詳細が分かるだろうにと思う。


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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