熊本から気ままに山と自転車のブログ

玉名・山鹿の山

熊本市から国道3号線を北に上れば、福岡県との県境の山並みが見えてくる。
魅力的な山々が招く。心も軽く車のハンドルを握る。
さて、今日は右の八方が岳か、真直ぐ行って国見山か、左に行って小岱山か、気ままで楽しい山行です。


八方が岳1,052m
菊池平野から北方に大きな山塊が見える。この山が八方が岳です。
矢谷渓谷から登ります。沢添いの登山道を辿ると尾根に出る。
ここから岩峰を迂回気味に南進する。2、3の難所がある。
やがて大尾根にでる。
ここからは快適に進むこと15分、山の神からの登山道と合流し、急登すること2・3分で山頂に着く。
眺望は360度。
八方から眺めても同じ形に見えるので八方が岳ということだが、「八方見えるから八方が岳」と茶化したい位の眺望です。
好天の日には、天草諸島、湯島、普賢岳、佐賀平野まで眺望できたこともありました。
春秋はいうに及ばず、夏は沢水の音を聞き、冬は樹氷を眺めて、通年登って飽きない山です。
登山口:山鹿市菊鹿町矢谷渓谷
写真1:積雪の八方が岳山頂


写真2:八方が岳登山道に藪椿花一輪 2010-4-5


三国山984m
熊本県、福岡県、大分県の3県の県境に位置する。
登山口は県道9号線県境の宿が峰越え。
県道脇に駐車、不動明王の社の裏から尾根道を40分で山頂に着く。
この写真のころは静かな山頂でした。
近年だれかが八方が岳方向を切り開いたので眺望はよくなったが、静かな山の雰囲気が壊れて残念です。
最近だれかがどの山の頂きも樹木を伐採しているので山としての個性がなくなり、「好天よし。雨も又よし」と通年登山する私にとっては非常に残念です。
ついでに言わせていただければ、テープをやたらと付けるのもいかがなものかと思います。
自分が付けたテープは下山時に撤去すべきではないでしょうか。なにも採らない。何も残さないのが登山の原則です。
なぜなら、自然を求めて登山するのですからと、思うところです。
登山口:山鹿市菊鹿町宿が峰
写真3:秋の三国山頂



国見山1,018m
国道3号線鹿北町から岩野川沿いに東に県道を入り、岳間渓谷を通り茂田井の集落に至る。さらに林道に入る。
マユミの木に山火事注意の横断幕が掛けてある所に駐車し、登山道に入る。秋にはこのマユミも見物です。
最初は杉林だが、程なく天然林の涸沢を歩く。
苔むす岩と木漏れ日の落葉樹の森の景観は素晴らしい。
涸沢を辿ると支尾根に登る。ここまで30分。
支尾根を右に折れ5分程で主稜線の三国山からの登山道と合流点する。
ここも右折して10分。ロープ伝いに岩を登ればそこは山頂。
眺望は山名のとおり全方向。
南方正面に八方が岳、東に三国山に至る峰々、北方に御前岳、釈迦が岳が眺められる。
三国山への縦走も楽しい。
登山口:山鹿市鹿北町茂田井、菊鹿町番所
写真4:国見山頂



不動岩(蒲生山)389m
熊本県山鹿市蒲生に位置する。
国道325mから蒲生地区を目指す。
金毘羅神社の鳥居を潜り緩やかな車道を500m程北上、コスモスの花咲く不動岩花公園の先に第2の鳥居がある。
これから先は幾筋かの道があるが、私は右に曲がり不動岩を左に見て、みかん山の中の舗装道を登った。
前不動の展望所までは車で来られる。
不動尊の拝殿脇から後不動へと続く遊歩道がある。30分程で山頂に着く。
途中「第1展望所」「後不動挑戦の道」「山頂への道」の標識が立つ四つ辻があるが、右側山頂への道を採り山頂から後不動の岩峰へ往復した方が安全であろう。
私は挑戦の道を登坂してみたが、落石の危険がある。
眺望は、山鹿市街から菊池方面まで、遠景に阿蘇から金峰山と抜群である。
登山口:山鹿市蒲生
写真5:みかん山の上の不動岩



小岱山501m
三の岳から望むと菊池平野菊池川の向こうにあり、玉名市の東北の郊外、R208玉名バイバス正面に位置する。
筒が岳の巨石上からの有明海方面の眺望は抜群です。
蛇が谷公園から観音岳、筒が岳と縦走できる。
東側からの登山道も急登で沢沿いの好い風情のあるルートです。
登山口:蛇が谷公園、キャンプ場


米野山312m
鹿央町県道55線脇にあり山頂からの眺望は良い。
県立古墳博物館とセットで行楽するのも良い。


大津山256m
南関町インターの近くにあり、阿蘇大津山神社境内から登る。
山頂は中世の山城跡という。
帰りは物産館「南関町生き生き村」に立ち寄り、新鮮な野菜等のショッピングも楽しい。


木葉山 284m
半高山から望むと、木葉の町の盆地を挟んで対岸に位置する。
町役場の西側より登る。
山頂は照葉樹の林、社がある。

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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