猫宮
2018/3/1(木) 曇
梅の花が満開のこの季節、一昨年宮崎兄弟生家で梅の花を見たことを思い出し、再度訪問したいと思い荒尾市を目的地とする。
高瀬を後にして、国道501を走りJR南荒尾駅の手前の国道389に「猫宮」のバス停がある。
そのバス停から東方向の住宅地のなかにある「猫大明神」(写真1参照)に立寄る。
猫宮に纏わる伝承等の説明板(写真2・3参照)
「ワカヤマトネコヒコオオヒヒ」(第九代開化天皇)が御祭神という。
ヤマトネコ「ヤマト」=山門、「ネコ」=根子。・・・かなり説得力のある仮説と思う。
大神神社の神主なった大田田根子の根子と同じ使い方か?
阿蘇の根子岳の「ネコ」は、東北地方にある「ネコ沢」=「涸れ沢」等に用いる古語と思っていた。
が、根子岳は、カルデラ形成以前の陥没しなかった外輪山の一部であることで、根子の岳という考え方もできると思う。
開化(第9代)から天智(第38代)まで開きがあることも不思議であるが、天智天皇の系統に「ヤマトネコ」を冠する天皇名があるので、古代史がもう少し解明されることを期待したい。
ちなみに、宇土市には「猫の城古墳」がある。
益城町には「猫伏石」という古墳とも思える巨石がある。
説明板「・・・何らかの理由で、荒尾の地に一族が移動する際に・・・」の「何らかの理由」について、①菊池地方の人口増加から、弥生期の海浜後退による陸化が進む荒尾の地に開拓地を求めたか、②たたら製鉄技術を持った人々が、荒尾干潟の砂州の砂鉄を求めて移住してきたか、等と考えてみた。
次に、フェンス越しでもいいので見えないかと、大園山古墳群があるという有明小学校を訪ねる。
校門からなかを見ると、遺跡説明板が見えた。
12~13世紀の一部氏=小岱氏の館跡という大園山居館説明板もある。
弥生時代中期の甕棺墓が出土したという杉谷遺跡説明板もある。
有明小学校を後にして、荒尾市干潟(写真4参照)でちょっと休息。
宮崎兄弟生家
2016/2/18(木) 晴
今日の天候は快晴。昼間の気温は春の陽気の10度予想に、少し遠距離の荒尾市別当古墳を目標にポタリングに出る。
荒尾市に走る途中、荒尾市の国道501に「猫宮」と言う珍しい名称のバス停(写真1参照)があった。
今話題の「猫」絡みのネーミングに思わず停車する。
この「猫宮」についてのブログがあったので無断ですが紹介いたします。
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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