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熊本から気ままに山と自転車のブログ

馬場楠井手の鼻ぐり

菊陽町馬場楠井手鼻ぐり(県指定文化財)
2019/4/10(水) 晴/曇

今日は午後から晴れたので、人に説明するための馬場楠井手鼻ぐり岩の写真を撮りにポタリングに出る。
熊本市街地中心地を抜けて、産業道路から国体道路へ一本道を走る。
国道443と交わる交差点を左折すれば、右手坂下に鼻ぐり井手公園(写真1参照)はある。


鼻ぐり井手(写真2参照)は、公園北側の崖下を東から西に流れる。


公園内には、鼻ぐり岩のレプリカ(写真3参照)が展示してある。
枡の底に立って見れば、この様な見えて、その構造や大きさが実感できる。


レプリカの直ぐ傍に陶製の解説盤(写真4参照)がある。


一読しただけでは覚えきれないので、写真に撮って来たものを三分割して拡大した(写真5・6・7参照)




交差点角の「菊池のまんま」に立ち寄り、小腹の隙間を埋め帰路に就く。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)22km→田原坂資料館20km→熊本(自宅)
所要時間4時間(実3時間) 総計42km 走行累計28,003km


鼻ぐり
2017/10/1(日) 曇

午前中所用を済ませ、午前11時半からポタリングに出る。
久しぶりに東方に走る。
行き先はあわよくば南阿蘇村までと思って家を出たのだが、予定は大幅に後退し大津町瀬田までとなった。
往路は、白川左岸側を選択。
明午橋を渡り産業道路、国体道路と走り、菊陽町に入って馬場楠鼻ぐり井手(写真1参照)に寄る。
今日は、桝形いっぱいの水が渦を巻き流れている。


公園内には原寸大の模型(写真2参照)が新しく造ってあった。
一間四方程の穴が穿ってある。
中央付近に垂れ壁があり、実質1.5m程か。



鼻ぐり岩・馬場楠堰
2016/6/3(金) 晴

鼻ぐり岩(写真1参照)をちょっと覗く。
水は定量流れている。田植えの時期は近い。
先を急ぐ。


「馬場楠井手」沿いの県道145号に出て右折東進し、馬場楠堰(写真2参照)を見る。
木製の標識板に地元の人の思い入れ感じ心が和む。
地震に寄る地滑りの影響か、水が濁っている。


馬場楠の堰(写真3参照)で暫し休息する。
加藤清正が、400年の昔に「鼻ぐり」石を配置し土砂を堆積させないという技術で造った農業用水路の取水口である。
加藤清正は、熊本では「清正公(せいしょこさん)」と親しみを込めて呼ばれている。
熊本城築城の他に、玉名市横島町の干拓、八代市千丁町の干拓、白川沿いの瀬田上井手、下井手、ここ馬場楠井手の掘削、渡鹿堰の構築、江津塘の構築等々、熊本の四大河川の改修、海上、陸上の交通路を整備し、肥後54万石経済の基礎構築に沢山の功績を残した土木の神様でもある。
この「土木の神様」を支えた技術者集団がいたと思うが、その技術レベルや意識の高さはいかようなものであったであろうか、胸躍るものがある。


大津町岩坂地区を過ぎて右折して坂を上り、鳥子工業団地横を通る。
県道28と県道206の交差点を右折すると、地震災害仮設住宅建設現場横(写真3参照)を通る。
移動式クレーンのアームが林立する様は、壮観だ。
一刻も早い完成と入居される方の生活の安定を祈ります。


熊本空港北側に廻り、帰路に就く。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)35km→西原村29km→熊本(自宅)所要時間9時間(実5時間) 総計64km 走行累計16,998km


馬場楠井手の鼻ぐり
2014/10/6(月) 晴

所用で出かけたが、4時間ほどの暇ができた。
台風一過の晴天で涼しく、絶好の自転車日和。
走るなら今でしょ!と、2時間走行した所で引き返す計画で走しる。
2時間でJA菊池の農産物直売所「きくちのまんま菊陽店」まで来た。
以前、「馬場楠堰」は観たが「鼻ぐり井手」を観ていないことを思い出し、行ってみることにする。
交差点を北へ進路とり、500m程の所に「鼻ぐり井手公園」の標識があり、右折して道を下り左折した所にあった。
展望所から覗き込むと見えた!
枡形の連続する水路(写真1参照)に、渦を巻きながら下る水流は見事だ。


400m弱あるという岩盤をくり貫いた水路が、400年前に石ノミによる手彫りで岩を砕き、これだけの深さと長さを掘り抜いた先人の気概に圧倒される思いがした。
しかも、水量調節のための予備水路と排水門を備えている言う。
鼻ぐりを施設した水路は、全国にただ一箇所ここだけと言う。
素晴らしい文化財と思う。

今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)24km→菊陽町鼻ぐり井手21km→熊本(自宅)所要時間4時間(実3.5時間) 総計45km 走行累計7,929km


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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