2021/5/2(日) 曇
降水確率30の曇り空、明日は降水確率0%晴予報に、この時期陽射しに照らされる明日より今日を選択し、午後13時過ぎからポタリングに出る。
目的は、2018年5/9・11日にカタルパの花を観に行っているので、菱形小学校のカタルパの樹の再確認と、咲いているならば、カタルパの樹が植栽されている所を巡回する予定で出かけた。
菱形小学校は、花芽は沢山出ているが、開花は1・2輪開き始めていた。
菱形小学校の樹だけが遅いのかと合志義塾跡にも立ち寄るが、ここも一輪も咲いていなかった。それで、菊池市指定天然記念物の福本八幡宮(写真2参照)の大楠を観に足を延ばす。
先ずは拝殿(写真3参照)で手を合わせる。
拝殿右横に菊池市指定文化財の説明板(写真4参照)がある。
「福本八幡宮棟札(とうさつ)棟札というのは、寺社などの建物を新築又は修復したときの記録、記念として、棟木や梁などの建物内部の高い所に取り付けた札のことです。建物そのものに記されることもありますが、木札又は鋼板に記して釘で打ち付けることが多く、貴重な歴史資料とされています。
福本八幡宮は、『肥後国誌』によれば、嘉元二年(1304)、日置丹後守恒治が玉名郡千田荘の聖母八幡宮をこの地に勧請したことがその始まりとされ、明応二年(1493)、千田荘の領主あった阿佐古武貞により再建されています。この再建の時に記された棟札が残っており、筆者は菊地持朝、為邦、重朝の三代に仕えた重臣、隈部上総介忠直です。
表には「奉造替福本八幡大菩薩御宝殿」とあり、続く本文を要約すると、「積年の風により傷んだ社殿の修復に思いを致しこれを為す。願わくは御神徳を賜り子孫一統永遠の繁栄を祈る」となります。また、貞享三年(1688)銘の棟札も残されており、前年に修復が行われていることがわかります。平成十四年四月二十二日・・・」とある。
菊池市指定天然記念物の福本八幡宮の大楠(写真5参照)は、社殿右側の一段高い位置にある。
根元には古墳石室の天井石とも思える大石(写真6参照)がある。
説明板(写真7参照)には、「福本八幡宮の大楠
この大樹は樹齢七百年ともいわれる。日置頓後守藤原恒治が千田八幡宮から勧請した八幡宮であることから創立当初に植えられたとも考えられる。・・・この大樹には「ヨナキガイ(夜泣貝)と呼ばれる陸生の巻貝が生息しており・・・」とある。
境内摂社の「早鷹天神」社(写真8参照)が鎮座する。
格子の間から見た神像(写真9参照)。説明板で云うところの「一本彫」の神像は、どちらだろうか。
その説明板(写真10参照)。現在時刻16時過ぎ、帰途に就く。
帰路の途中「撮鉄」の人達が多数いたので、訊ねてみたところ蒸気機関車(写真11・12参照)が通るのことで、私もにわか「撮鉄」になる。
午前に上り方向へは牽引して走るが、転車台がないので、午後の下り方向はディーゼルに牽引されて来ると云う。
帰宅は18時、今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→福本八幡宮20km→熊本(自宅)
所要時間4.5時間(実4時間) 総計46km 走行累計40,422km
福本八幡宮
2017/6/22(木) 曇
今日は比較的涼しい。曇天だが、降雨はなさそうなのでポタリングに出る。
14時半出発。
合志市と菊池市の境界辺りが面白そうと、4時間限定で東北方向に向かう。
国道3から右折して明徳町を通る。
県道30を東に走り、国道387を北に走る。
菊池市泗水町中心地に着き、福本八幡宮(写真1参照)に立ち寄る。
由緒書(写真2参照)では、山鹿市千田の「聖母八幡宮」を嘉元2年(1308年)に日置丹後の守藤原恒治が勧請したとある。
境内には、「早鷹天神」の一本彫りの彩色座像が祀ってあるという。
福本八幡宮を後にして、合志川右岸を走り帰途に就く。
植木町有泉の「池の川水源」(写真3参照)の傍を通る。
夏はやっぱり水のある風景がいい。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)20km→福本八幡宮24km→熊本(自宅)所要時間4時間(実3時間) 総計44km 走行累計21,184km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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