私のこのところの体調不良の原因は
ーパニック障害ーという精神疾患によるものでした。
子供の頃から人見知りで、人前が苦手で緊張しやすく、心配性で消極的で臆病で(><)
振り返れば甲状腺の手術後から、そういう症状がさらに強くなった気がしていました。
ちょうど更年期とも重なる年齢だったので更年期障害?気分が沈みやすくてうつ病?なのかと思ってみたり。
映画館、アトラクション、コンサート会場など、行列に並ぶとか暗くなる会場などはやたらトイレに行きたくなり、
自分でもどうしようもない不安感が押し寄せてきて、動悸が激しくなって気分が悪くなる事も度々あった。
それが今年の春頃、夜中に突然の発作が起きて、動悸、息切れ、冷や汗、身体の震え、意識が遠のき、このまま死ぬのか?!
怖くて救急車を呼ぶべきなのか?と考えながら横になってたらしばらくして、何事もなかったかのようにおさまった。
八戸へ一人で行く前の事だったので、新幹線の中でまたあんな発作が起きたらどうしようかと不安になり行くのが怖かった。
なんとか無事到着して友人に再会でき、法事も終了した夜・・・
また気分が悪くなり動悸がずっと翌日まで続いていて、一人で帰れるのだろうかとまた恐怖(><)
無事に帰宅できましたが、それ以後も急に動悸が激しくなることが度々あり、出かけるのが苦手になり引きこもりが多くなって。
そして先月、歯科治療中にまた激しい発作が起きて、またあんな状態になるのでは?と恐怖になり歯医者さんへ行けなくなったんです。
病院だけではなく、病院へ行くための電車、バスに乗るのも怖くなって、スーパーのレジに並んだだけでも気分が悪くなる・・・
自分はどうなってしまったんだ?!歯医者のみならず、もう映画にもコンサートにも実家にさえ一人では帰れなくなるのか?!
考えたくなくても先の不安ばかりが頭をよぎり、このひと月ほど絶えず動悸がしていてとにかく不安で恐怖でいっぱいでした(><)
内科で相談した時に抗不安薬(精神安定剤)を出してくれて、歯科には飲んで行く事が出来ました!
薬を飲んだらほんとに、あの恐怖のドキドキがなくなり、何年ぶりかの穏やかな落ち着いた気持ちになりました。
なんとなく精神疾患ではないのか?と自分でも感じてはいたけど、心療内科とかなかなか足が向かないですよね。
でも薬を飲んだときの状態が本来の自分自身だとしたら、これまでの何十年も私は酷く損をして過ごしてた気分になったんです!
それで心療内科を受診してパニック障害であることがわかりました。
優しい女医さんで、当たり前ですがちゃんと話を聞いてくれて、気の持ちようでも性格のせいでもなく不安になる病気で、
長い年月をかけて患ったものだから短期間の治療では難しいものの、私の場合は早い回復を望めると思いますよって^^。
私の場合、甲状腺を全摘出して甲状腺ホルモンが出なくなったのと、更年期の時期がちょうど重なり女性ホルモンも低下、
ダブルでホルモンのバランスが崩れ自律神経もバランスを失い、体調不良を引き起こしていたみたいです。
気がつかずうつ病まで併発する患者さんも多いようなので、まだ早めに病院行けて良かったと思います!
パニック障害、体験してみると辛く苦しい病気です(><)
病気の症状もですが、周りに理解してもらいにくいと言う事がとてもまた苦しいです。
性格の問題、気の持ちよう、精神的に弱いからなるんだとか、見た目は元気そうだから怠けてるだけだとか見られてしまう(><)
私は9歳で大好きな父を亡くし、葬儀直後に地震で家も崩壊・・・母は働きづめでいつもそばにはいなかった。
私は弟二人の面倒を見なくちゃならず、今思えば、孤独、恐怖、不安、自由がない、母に甘えることも泣く事も我慢して育ちました。
高校、美容学校を卒業して、そんな状況から逃げ出すように千葉へ出てきて、その入った寮生活がまたキツイ日々だった(><)
そんな生い立ち、生活環境から、特に人との関わりに神経質で臆病で、不安、恐怖を感じやすくなったのかも・・
私だって、望んでそんな境遇で育ってきたわけじゃない! こんな病気にだってなりたくてなったわけじゃない!
社会で罰せられるような悪い事も何もしてない! 正直に真面目に必死に頑張って生きてきただけなのに・・・
現在は、脳に働きかけ徐々に不安を取り除く薬を服用して、病院や町内会の行事、会議などは安定剤を飲んで対応してます^^;
これまた、薬を飲めば副作用で頭がぼ~~~~~っとしたり胸がムカムカしたり下痢したり、多少の副作用もあり、
お弁当や食事作りもいつものようには出来ず、自分のことだけで精一杯な毎日を過ごしています。
家族の理解と協力の元、少しでも早く回復できるように私も病気と戦っておりますので、ご理解よろしくお願いします。