ある程度、その生き様が後世に何かしらの形で残っている程度には名の知れた職人だからというのもあるのかもしれないけれど、調べてみると職人気質といっても、同じことをやり続けている人は少ない。ある時期には全く作風の違う作品が作られていたり、まったく違う素材を扱っていたりする人が少なくないのだ。みんな、試行錯誤。苦しんでもがいて、挑戦している。やってみるしか答えはないんだ。と、自分に言い聞かせる年の瀬。