外国の方々が訪れて
根付体験をしていってくれているらしい。
「出来上がるとすごく喜んでくれるんや!」
と師匠もとても満足そうに話してた。
とても前向きになっていた師匠の言葉を聞いて、安堵と共に見習わなきゃなぁと嬉しくなった。
興味を持ってもらえると、頑張れるよね!
機会を持ってきてくださった方々、本当にありがとうございます。
芸術品としての作品を作るための技術と
日用品としての道具を作るための技術は違う。
より高度な芸術品としての作品を作る技術を後世に残すためには、自分もちゃんと受け継いでいかなければいけないのだけれど、
高度になればなるほど高価になり売れなくなる。
日用品としての根付の用途がなくなりつつあるいま、
より芸術品へシフトしなければいけないのだけれど、生きていくために売れる作品も作らなきゃいけない。
その一つの最適解が、
この体験なのかもと思っていて
こうして実際に体験の方々が訪れてくれて
前向きに指導する師匠を知って
まだまだ伊勢根付頑張れるな!
と、嬉しくなったのでした。