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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

aeru room源氏物語の世界へGO

和文化を、職人を、未来へつなぐ活動をしている同士であり、尊敬する友だちの矢島里佳さんが
「我々のaeru roomに泊まってみませんか?」
と。なんと、選んでいただきました。
えー?!いいのぉ?!💕

しかもね、日本全国に「aeru room」があるのに、私に提案いただいたのが、姫路のとっても素敵なホテルのお部屋。
実は私には、姫路に行きたい理由があったのです。

私は、作品作りの際、なるべくその題材のゆかりの場所に行って、歴史や文化、その題材の背景になったものを感じて作っているのです。
ダルマを作る時は、群馬のダルマ寺へ。
倭姫命の時は、倭姫命にまつわる神社を巡り、
斎王は、斎宮歴史博物館で詳しく解説をいただくなど、なるべく一緒にその背景も作品に込めたいと思っておりました。
でも、ひとつだけ、当時日本にいなかったため行けていなかった場所があったんです。

徳川美術館で行った『源氏物語絵巻』とのコラボ展示、私が担当した「明石の君」のゆかりの場所に。
もちろん、源氏物語は小説ですから想像上のお話しで、さらに明石の君なんていう遠く離れた場所のお姫様のゆかりの場所なんてないのですが、
ないながらに明石の君ゆかりの寺があるんです。

一度は明石の君に挨拶に行きたいなぁと思っていたら、なんと今回お近く!!
ありがたい機会をいただき、明石の君ゆかりのお寺、善楽寺と無量光寺にお参りが叶ったのです。
もうね、気持ちは平安時代、源氏物語の明石の君。特に今、大河ドラマで源氏物語が放送中なので、思いも強く、お参りさせてもらいました。














さて、念願叶い、いよいよ本題
「aeru room」へ。








お部屋に入ってびっくり。
ここ、明石の君のお部屋のようです〜!!
奥の間が一段上がり、御簾で区切られているのです。





平安時代の姫ってこんな感じ?!
御簾を通しても、なんとなく見えるんだなぁ。

源氏物語見てたら、一度は体験してみたかったよねぇ、御簾の中。


しかもね、部屋には姫路を代表する工芸、
平安時代から続く明珍の火箸風鈴が。







実は持っているんです。
以前大切な方にいただき、いい音色だなぁと夏のたびに癒されておりました。
風鈴の中の風鈴。日本一の風鈴です。

平安時代は甲冑を作っていたようで
風鈴として紫式部が聞いたとは思えませんが、
源氏物語のころから続くとなると、
なんだか特別な気持ちになります。

そして、部屋からの景色は姫路を見下ろすお殿様気分。
絶景だ!絶景だ!!





朝ご飯も最高❣️







心もお腹もいっぱいにして、
時間いっぱい満喫して帰ってきたのでした〜
ありがとうございました!!

平安時代気分満喫。
源氏物語気分満喫。
大河ドラマ好きな人は特に、ぜひぜひ行ってみて〜

................................
ご参考までに

aeru

aeru room

明珍本舗


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