サン・シュルピス教会の前はサン・シュルピス広場になっていて大きな噴水があります。この噴水はFontaine Saint-Sulpiceと呼ばれています、この噴水にはルイ14世時代(在位1643-1715)の高名な司教4人の彫刻が施されています。
(2021年11月撮影i-phpne11pro)
この日は天気が良かったので、青空に噴水はよく映えます。
11proで撮ると実際に見た目より青空が青く映ります。
この噴水別名をFontaine des quatre points cardinauxといいますが、彫刻されている人たちは枢機卿ではなく司教です。
少しし調べていくうちにわかったのですが、quatre points cardinauxは『方位』という意味もあるんですね、教会内にはグノモンがありますし子午線が通っています、この4人の司教たちはそれぞれ方角を示しているのかもしれませんよ。
(2021年11月撮影i-phone11pro)
教会のファサードを入れ込んで撮ってみました。
まったく平行ですね。
(2021年11月撮影i-phone11pro)
噴水上部の飾りを撮りました、
かなり克明に一つ一つが彫られていることが分かります。
この噴水はルイ・ヴィスコンティ(1791-1853)が設計しています。彼はアンバリッドのナポレオンの墓を作ったことでも有名です。