今回は、リュテス円形劇場を後にしてティノ・ロシ(ロッシ)庭園に向かいます。
その前にこのティノ・ロシ庭園のティノ・ロシ(1907-1983)についてです彼はコルシカ生まれの歌手、俳優です。彼の甘いマスクと、ヴェルベットのような歌声は、フランス人の魂を激しく揺さぶりました。
ロシは2000曲余りを録音しなんと2億枚のレコードセールスを記録したといいます。
私の父親が時々ティノ・ロシをレコードで聴いていたのを覚えています。
今ではそのレコードは失われてしまいましたがのちに彼の歌声を聞いて思い出しました。
Tino Rossi - J'attendrai, 1939 (youtube.com)
その中で、私の好きなJ'attendrai, 1939 をユーチューブで発見したので張っておきます。
さて、そのティノ・ロシ公園へ向かいましょう。
まず円形劇場を出てナヴァール通りを左折します。出た通りがリネ通りです、その通りを左に曲がりそのまま道なりにジュシュー通りに入ります、そこで目に入る建物群と広大な敷地はパリ第6大学です。
この大学の敷地の切れたところを右に曲がりフォセ・サン=ベルナール通りを直進すると、セーヌ川にぶつかるあたりにアラブ世界研究所があります、この建物の先に公園が見えてきます。
この公園はセーヌ川沿いに長く作られており、3つの公園からなっています。一番手前で、アラブ世界研究所から入ることができるのがAire de jeux Esplanade du Quai Saint-Bernardという公園で、児童公園です。