★パリ オルセー美術館 エドワード ドガ エクスポセション
1月16日からローマに来ています。しかし、まだ去年のパリが終わっていません。
暫くは、思い出のパリと、ローマの現状報告の2本立てでお付き合い願います、その上に、時差がありますからアップも不定期です。
先日は私の好きな画家ロートレックについて書きました、そして、オルセー美術館に行くとなんとドガの特別展をやっていました。
躍り上がらんばかりのうれしさでした、ロートレックそしてドガの特別展に遭遇できるとは。
ロートレックについて少し、1834年に銀行家の息子として生まれました。
1855年エコール ド ボザールでアングル派の画家ルイ ラモートに師事、イタリアに行ったりしています。
ドガはバレリーナというよりは「踊り子」(といった方がぴったり来ます)を多く描いています。
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Ballet 1876-77 Paris Orsay
皆さんもこの絵はどこかでご覧になっているのではないでしょうか。
私はバレーの細かい芸のことは分かりませんが、この生き生きとした動きと、みずみずしい表情に心惹かれます。
バレーを、バレリーナを愛してやまないドガ。
実はこの頃のバレリーナの地位はあまり高いものではありませんでした、給料も安く、彼女たちは、お金持ちのパトロンが現れるのを芸を磨いて待っていたということです。年間会員になると自由に舞台裏や、袖、練習場にも行けたということです。
パトロンたちがそこから自分の好みの踊り子を探したというわけです。
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La Classe de danse 1873 Paris Orsay 1873
踊り子たちは、練習で芸に磨きをかけてプリマドンナを目指しました。
私はこの特別展で、ドガがどれだけ審決江尾注いで彼女たちを書いたか、多くのデッサンを見ることによって理解できました。