2019年4月訪問
ヘントの至宝 ヘントの祭壇画 ファン・エイク兄弟 ヘント
シント・バーフス大聖堂
《ヘントの祭壇画》
『ファン・エイク兄弟』(1432) 油彩 板 シント・バーフス大聖堂
この作品は『フーベルト・ファン・エイク』と『ヤン・ファン・エイク』兄弟
によって描かれました。
注目すべきは弟の『ヤン』です。
油彩画技法を完成した人物といわれています。
この大聖堂で実際にこの祭壇画を見ると実に堂々として大きい。
縦が4メートル横が5メートル堂々とした作品です。
画像は祭壇画を開いた状態で、実際に使われていた時代は、
日曜日だけ開かれていました。
この作品の両翼を閉じるとまた違う作品が現れます。
この作品を撮影したときにはまだこの作品の重要性をよく理解していなかったので、
見開きだけを画像に収めました、次回は後ろ面の画像もおさめたいですね。
表面は12枚の板にびっしりと登場人物が描きこまれています。
上部に描かれた中央にはキリストは描かれ、
その左右にはマリアと予言者ヨハネが描かれています。
下部には神秘の子羊の礼拝と、びっちりと余すところなく描かれています。
それぞれが小さな内部にわたり実に丁寧に写実的に描かれています。