" La Classe de danse" (1873-1876)
『エドガー・ドガ』(1837-1917)印象派
『ドガ』私がとても好きな画家です。
彼は好んで、バレーのダンサーを描きました。
舞台上のダンサーだけではなく、楽屋や、スタジオにも通って
たくさんの絵を描きました。
この絵は、バレークラスの練習風景を描いたものです。
そのころのダンサー(踊り子さん)はあまりお金持ちではない娘さん
が、よいパトロンを見つけるための芸といったところでした。
この練習風景も決して、皆ピリピリしてという雰囲気ではありません。
先生に指摘されている娘はむっとした顔つきをしていますね。
背中を掻いている生徒、そっぽを向いている生徒、
そんな雰囲気がよく伝わってきます。