2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。
★広場全体が美術館 シニョーリア広場 フィレンツェ
『ヴェッキオ宮殿 アルノルフォの塔』がそびえる下にあるのが『シニョーリア広場』
コロナ禍の前までは毎日たくさんの人が訪れていました。
今はどうなっているのでしょうか?
『ベッキオ宮殿』がそびえています。
この広場にはたくさんの彫刻が置かれていて、さながら彫刻美術館です。
広場に中心に鎮座するのが『ジャンボローニア』の『コジモ一世の騎馬像です』
いかめしい『コジモ一世』の表情ですが、この凛々しい騎馬武者の上に、ハトが帽子のように止まっているのがユーモラスです。
これもこの広場にある噴水『バルトロメオ・アマナーティ』作の
『ネプチューンの噴水』です、でもこの『ネプチューン』誰かに似ていませんか?
そうですね、先ほどご紹介した『コジモ一世』です。
そしてこの彫刻がたくさん置いてある建物は『ロッジア・ディ・ランッイ』
ギリシァ風の空間を作り出します、1376年から1382年頃に『ベンチ・ディ・チョーネ』と『フランチェスコ・タレンティーニ』によって作られました。
中央の彫刻が『ジャンボローニャ』作「サビ二の女たちの略奪」です。
同じくこの建物の中に置かれている『チェッリーニ』作の『ペルセウス像』
『メドウサ』の首を高々と掲げる勝ち誇った『ペルセウス』ですが、
顔を下に向けて浮かない顔をしているのが印象的ですね。
最後は『ミケランジェロ』の『ダビデ』です、これは『アカデミア美術館』においてある彫刻のレプリカです。この作品は『アカデミア美術館』の時に感想を描きました。