モンマルトルはある時期、印象派の赤たちを中心に多くの画家たちが集まった地区として知られています。
その頃のモンマルトルはパリ市外にあり比較的家賃なども安く、貧乏な画家たちにとって格好お地域だったのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2e/8542a7997998ab7e0639f57ce4d4b8ae.jpg)
今日ご紹介するユトリロの作品です Eglise Saint-Pierr 1914年
マンマルトルにあるセントピエール教会です。この教会は前にブログで紹介しました。
https://blog.goo.ne.jp/at9071/e/0fa5d7af57190bf027b2154daa69f459
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/46/ec432bb08cc780c0fa2645fc1c6c17c3.jpg)
この画像は1月に私が撮ったものです、ユトリロもこの辺りにイーゼルを立ててこの絵を描いたいたと思うととても不思議な気持ちになります。
1914年ユトリロの白の時代と言われます。アル中ですさんだ生活をし、経済的にも恵まれてはいませんでした。しかし、この時代の作品は素晴らしいものが多いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/7b/a8eb30d2052cb0356adc9e40bf07e9fa.jpg)
この作品はRue du Mont-Ceis 1914年の作品です
誰もいないがらんとした街の風景です。木々の葉も落ちている冬の午後でしょうかどんよりと灰色の雲は、冬のパリに行った人であれば目にしているでしょう。
何か叫びだしたいような寂しさと静寂感に襲われます。