ここのところ一気に暖かくなってきて過ごしやすくなってきました。
人は快適になってきましたが…
今回は自作パソコンネタです。
いろいろ試行錯誤した上で書いているので、
結構読みにくい文章になってしまっているかもしれません。
自作PCで少し前に適当に設定した冷却ファンの制御設定。
煩くないし、
冷却も間に合っている感じだったのもあり、
ほぼそのままの設定で使っていました…
ところが最近時々ファンがブン回ります。
軽い負荷の作業をしている時はいたって静かなんですが、
ゲームをやっていると、
時々ファンの回転が上がります。
今までも何度かファンの回転設定を探っては来ていますが…
季節が変わる度にとかに見直したくなっている様に思います。
昔はCPUの電力も低かったので、
良いクーラーを付ければ終始静かに運用なんて出来ましたが、
最近は最大電力値も上がり、
フルパワーを無音で運用なんて難しくなってきたようです。
CPUの温度管理には、
色んなアプローチの仕方や考え方があるとも思います。
自分は既に旧世代のCPU
Ryzen7-5800X
を愛用しています。
5000番台では一番熱いとか言われているみたいです。
最大パッケージパワーは145W
TDPは105W
五月蠅くなるのは主にCPUクーラーのファン
ゲーム中に時々90度に達してファンが100%の2200rpmまで分回ってしまいます。
サーマルスロットリングはまだ働きません。
色々やったり試してきましたが…
ある程度試行錯誤してから気が付いたのですが、
去年は夏通してもこんなに気になったことなかったなと…
去年と何か変わったか?と改めて考えて見ます。
CPUクーラーの付け直しなどは去年の5月以来行っていません。
グラボをアップデートしています。
CPUクーラーのファンを2つのうち一つだけ交換しています。
ケースファンは変わっていません。
CPUのファンが五月蠅いのでCPUファンの設定を当初疑ったのですが・・・
結果から言うとグラボが犯人です。
TDPで40W程度上がっているのですが、
このグラボクーラーの性能が良くとてもよく冷えています。
ゲーム中でも1500rpmに届くのもまれ。
なのでグラボは熱くないとかってに思い込んでしまっていました。
実際ケースの蓋を開けて確認した時に分かりました
良く冷えるクーラーということは、効率よく排熱できているということ、
つまりクーラー周辺の熱がむしろ上がりやすいということです。
実際ゲーム中に五月蠅く感じだした時点でポーズをしてケースを開けて確認。
グラボが熱いです。
グラボの上部つまりバックプレート側が熱いです。
バックプレート自体もかなり熱いです。
これでもGPU自体はしっかり冷えているんだからちょっと感心しました。
写真の通りそこにファンは無いのでその熱気はそのまま上昇していくと思います。
上には当然CPUクーラーもありますし、
そのクーラーが吸い込む空気もそこから上がってきている熱気を吸っている可能性も。
イメージ
こんなイメージです。
特にクーラー下の温度が高めです。
温度計で測ると50℃超えています。
せっかく1つのケースファンで運用できているのに、
今更ファンを増やすのは増やすのはちょっと不本意ですが…
グラボの前側にファンを追加すれば…
滞留が減ってグラボの熱がCPUクーラーへの影響が減ると思いました。
グラボと前側の幅はぎり25mm強あります。
早速余っているファンを取り付けて、
そしてグラボを元通りに…
入りません。(笑)
グラボが入りません。
斜めにしても…
知恵の輪みたいに上手くやれば入るか試しましたが、
どうにも無理がありそう…
傷が付いても嫌なので諦めました。
なら逆にファンをグラボ付けた後から付ける方法とか、
少し薄いファンを手に入れるとか。
考えましたが取り敢えず無理がありそう。
なら上側に付けようかとも考えましたが、
想像では上側ばかり風の流れが良くなり逆にグラボ側の吸い込みが悪化する可能性があるのでこれも保留。
ファンて増やすと良くなることもあれば悪くなることも意外と少なくないので、
少ないファンの方が何気に管理が楽だったりします。
簡単に考えると、
排気が1つのファンで100排気できている時、
吸気口どこかにファンを付けた場合、
そのからの吸入が増えますが、
反して他の吸気口からの吸気が減りま
す。
吸入を何処かに集約したい場合や、
その場所の流速を上げたいならありですが…
基本排気している以上の空気はケース内にはトータルでは入りません。
多少は増えますが、
それは排気ファンがケースの通気性に負けている分が気持ち取り戻せる感じです。
因みに吸気ファンをやめてから、
フィルターも全部外してしまったのに、
ケース内部の埃のたまりが減ったので思いましたが、
多くの口から吸気するよりファンで吸気させた方が勢いよく空気が入りますが、
勢いよく吸うのでホコリの吸い込み量が増えるように思います。
なのでファンは増やさない方向でもう一度考え直します。
煩くなるのはゲーム中のみ。
煩くなるのはCPUクーラーのファン
逆にグラボやケースファンの音はまだ全然気になりませんというか、
一番煩いCPUクーラーの音しか聞こえてきません。
ならCPUクーラーではなく、
ケースファンを先にフル活用される設定に。
手動で回転変えてみましたが、
ケースファンは最大1400rpm
当然外に直接音が漏れる位置に付いてますが、
最大で回してもCPUクーラーが活発に回っている時ほどの音はしません。
なので
前回必要最低限しか回さないようなイメージで設定したものから、
冷却をなるべく最優先になる様に変更
ケースファンはこんな感じになりました。
ソースはマザーボードの温度です。
アイドリングは耳をすませても聞こえない600rpm
40℃で一気に回るように、
低い回転で変動させてもあまり意味がない感じがするため、
必要な温度では1000〜1400rpmで回る感じ。
前回ケース内の温度上昇分を計算して出しましたが、
実際は吸われた空気でCPUやグラボその他を冷却、
その後の温まった空気を排出という流れなので、
効率の良さそうな回転で温度を上がる前から活発に回しておく感じです。
ちなみに変更前の物がこちら
比べると100%になる温度は2℃下げただけですが、
それ以下の温度での回転数を高めにしました。
この設定でゲームをしていて気が付いたことがあります。
モニターソフトの温度の記録は最高47℃を記録しています。
それでもファンの回転は100%と思われる1450rpmを記録されています。
グラフと照らし合わせると違和感があります。
適当に設定していたCPUクーラー側のファンも今回見直しました。
こっちはケースファン以上に適当だったので元の設定は覚えていません。
一先ずこんな感じになりました。
P1:
アイドリングの回転(1250rpm程度):耳を澄ませても聞こえない回転です。
アイドリングの回転数でUEFI画面で放置しておくと65℃まで行きます。
この温度がCPUの省エネ機能やブースト機能などが働いていない素の発熱量と想定
逆に言うとこの温度以下はCPUの電力次第で温度のアップダウンが激しいので、
回転を変化させないほうが良いです。
その温度より気持ち高めの68℃でファンの回転を立ち上げます。
50%=1500rpm相当です。
この回転は音は聞こえますけど十分静かと思えるぐらいです。
窓を開けているときや、
ゲームや動画を観て音を出している時であればファンの音は聞こえない感じ。
この1500rpmでは
ケースファン1200rpmと同等といった感じ。
この状態でゲームを長時間やっていても、
CPUの温度は70℃を超えることは今のところありません。
80℃までを一応この回転を維持
ここの温度帯も比較的温度変化が早いので、
回転をあまり上下させないほうが気にならないと思います。
80℃以上は高負荷のベンチマークなどでないと行きません。
80℃ぐらいからブーストクロックが下がり気味になるので、
80℃からさらにファンの回転を上げるようにしています。
(実際は75℃超えてくると少しずつ下がっている感じはします。)
そしてこの5800Xは90℃に到達すると電力値をさらに下げだします。
(最大ジャンクション温度)
ちなみにこの温度は正確にはサーマルスロットリング温度では無いです。
あくまでの定格以上にかけている電力を積極的に下げてくる温度です。
CPUにダメージが逝くのはもっと上です。
ここら辺の温度は結構勘違いされていることが多い様で、
やたらと温度に恐れる人が多い気もします。
もちろんCPUによってこの温度は様々、
HWiNFO辺りで確認するのが実は確実だと思います。
【重要性分からない所も適当に消しています。(笑)】
ちなみに自分のマザーは現在のBIOSでは電力制限できなくなってしまいましたが、
RyzenでTDPを絞るのは自分は否定的です。
Intelと違ってブーストのタイマー設定や段階的には存在しないので、
TDPを絞ると瞬発力が落ちます。
瞬間的な負荷への追随が変わります。
体感的な物ですが…
現状安くて低電力な5700Xでなく、
昔もっと良い値で買った5800Xを使っている意地でもありますけど。(笑)
これで様子見…
ただ早々替えようと思う案が…
週末にもう少し遊びます。(笑)
さらに微調整行いました。
CPUファンはもう少し積極的に回すように、
Cinebenchでスコアが悪くならない程度に高負荷時ももう少し回す感じ
室温:24度
ゲーム中不意に温度が上がることもなくなったので、
ケースファンはもう少し絞っても大丈夫そうなので、
気持ち回転を落としました。
だいぶいい感じになったと思います。