新しいマウスを購入しました。
ちなみに今回は色々書いていたらかなり長文になってしまいましたのであしからず。(^^;
きっかけはパソコンでゲームをやる際、最近はゲームパッドではなくマウス&キーボードでやる期間が増えたのですが、
ロジクールのM950を使用しているのですが、
このマウスでゲームをしていると
1.電池の消耗が激しい(結構な頻度で充電ケーブルを繋ぎっぱなしで使用しているので、ワイヤレスの利点が…)
2.ホイールをクリックモードに設定しても、引っかかりが緩い為誤操作(動作)を起こしやすい。
この2点の不都合が有る事と、
純粋にそろそろ新しいマウス、
ゲーミングマウスと言われている物を使ってみたいという欲望に駆られ新しいマウスを購入しました。
一番触ったことの多いロジクールで最初考えていたのですが、
価格とスペックがいまいちしっくり来るのが無かったのと、
ソフトの出来もいまいちと言う情報も聞いたため、
他のメーカーの物をネットで色々探している中見つけたマウスを購入しました。
まだ購入して数日のファーストインプレッションです。
基本情報
メーカー:EC Technology
タイプ:ワイヤード レーザーマウス 4D 13ボタン マウス (パッケージに書いてありました)
SKU(品名?):A50-GMNM8200B(以降ここでは便宜上A50と呼ぶ事にします。)
家電量販店はおろか、通販でもamzonでしかお目にかかれないメーカー&商品です。
いわゆる輸入品と言われる製品だと思いますが、
¥3,299-(セール中となっています。)と比較的リーズナブルな価格で購入しました。
ちなみに自分は探している中で初めて知ったメーカーです。
パッケージは比較的質素で、価格相当だと感じます。
ただ箱に擦り傷が多少有りましたが、
つぶれ等は有りませんでしたし、製品自体は無論全く問題なく綺麗な状態だったです。
付属品は一枚のすごく簡単な説明書だけです。
(ウェイトは実装済みです。)
スペックは以下の通りです。
有線、USB接続
AVAGO ADNS-9800センサー&OMRONスイッチ使用
13ボタンでうち11ボタンはカスタマイズ可能(ホイール上下を含む。)
上部真ん中にあるCPI切り替えボタンとプロファイル切り替えボタンが機能固定ボタンです。
チルトは未装備
DPI(CPI、解像度)切り替え800~8200の8段階(上部にインジケータ付き。)
5プロファイル保存切り替え可能(左側面前方のインジケータで分かります。)
レポートレート3段切り替え(底面スライドスイッチにて切り替え、125Hz、500Hz、1000Hz)
スキャンレート(フレームレート):12000fps
512KBメモリー内蔵(プロファイル&マクロ用、アクセス時はCPIインジケータがチカチカします。)
ゲーミングマウスドライバーをDLしてインストールする事によって初めてフル機能使えます。
ドライバーを入れないで未設定では通常の3ボタン+ホイールの他に、進む、戻る、ボリューム上げ下げ、トラック送り、戻りの機能になります。
イルミネーションランプ付き(明るさと点滅スピード変更は出来ますが、色はブルー固定です。)
4g×8個ウェイト調整可能 、ウェイトを全て入れての本体重量150g です。
(ウェイトを入れるところは柔らかめのゴムになっているのでカタカタ言う心配もありません。)
レビュー環境
マウスパッド:SteelSeries 製 QcK mini
アームレスト:エレコム製 MOH-013BK
OS:Windows7 HP 64bit
バランスウェイト:位置と数はまず試行錯誤中ですが、手前側に2個搭載した状態です。(実測128g)
自分の使用しているロジクール製M950(165g、三年強使用)とエレコム製M-XG2DBRD(118g、一年強使用、以降:EX-G)
との比較を主にレビューしていきたいと思います。
(ちなみにゲーミングマウスは初めての購入なので、見当違いな事を書いていたらごめんなさい。)
【質感&デザイン】
通販でしかお目にかかれない品物で、なおかつリーズナブルなので
一番不安だったのは品質や質感でした。
開封して触って安心しました、 はっきり言って価格以上の品質はあります。
EX-Gは言うに及ばず、
8千円前後するM950と比べても剛性感や質感も負けず劣らずと言った感じです。
表面の処理は黒い部分も含め全体的にサラサラした感じです。
質感は文句なし満点です。
ケーブルは表面が編みこみになっていて、コネクター部も金メッキで、ノイズフィルター(フェライトコア)付です。
またケーブルが最初からマジックテープ式のバンドで束ねてあるは気が利いています。
久々の有線マウスだったので、多少の有線のウザさは覚悟していたのですが、
予想外でケーブルがまったく気になりません。
ケーブルの柔らかさ、滑りやすさが利いているのかもしれません。
(ちなみにケーブルの太さはφ3mmでした。)
メーカーロゴが三つ葉?ハート3つ?なので、
ゲーミングマウスのロゴとしては比較的可愛らしいです。(^^;
10/10点
【デザイン&フィット感】
参考として、自分の身長は170cmですが、手は標準か少し大きいほうだと思います。
高さはEX-Gと同等で、
A50の後にM950を触るとM950がすごく背が高いと感じます。
薬指と小指のポジションがM950、EX-Gと違う為、
マウスを持ち上げる際の力のかけ方が違うように感じます。
右側に張り出し部分の前側に薬指、小指を引っ掛け気味に持つとしっくり来ます。
同じような形でもA50はマウスに対して手の位置がM950より前に置くほうが正しいように感じます。
また表面がサラサラの為、最初マウス全体を持ち上げるにくいと思いましたが、
上記の様にポジションがしっくり来ると、殆ど気にならなくなりますが、
初めてでも直感的に無意識で握れるという点では、EX-Gに軍配が上がる気がします。
自分の手にはM950よりはA50の方が相性が良さそうです。
9/10点
【ボタン配置&クリック感】
ボタンの押した時の感じと音です。
擬音での表現なので、個人差が大きいかもしれません。
《内》に個別ボタンごとの採点をしていきます。
・左右クリックは 、
「カチッ」といった感じで使い慣れた感じです。 深さ、硬さ、音違和感無しです。(自分の耳ではM950の左右クリックと音は聞き分けられません。)
指を置く場所はM950よりEX-Gに近い感じで指が当たる位置が凹んでいるので、指の腹でも違和感無く押し易いです。 《10/10点》
・ホイール回転は、
「ククッククッ」と言った感触です。
FPSゲームで武器切り替え等を前提で使う上では良好です。
EX-GやM950よりしっかり止まるので良いです。《9/10点》
・ホイールクリックは、
「プチッ」と言った感じで、深くは無いですが比較的硬めです、使用頻度が多い人にはちょっと使いにくいかも。《8/10点》
・親指側上にある2つのボタンは、
初期設定では奥がブラウザーの進む、手前が戻るになります。
若干深めで、押したときは「ポキッ」と言った感じで、押した時の音が大きめです。
ここのボタンの音が大きい部分が自分はこのマウスで一番の難点だと思っています。
位置はM950よりは良いですが後数ミリ手前か、
進むのボタンだけもう少し出っ張っているとさらによかったように感じます。
《7/10点》
・中指と薬指の間の位置にある、
初期設定では奥がトラック戻り&、奥がトラック進むになります。
「コチッ」と言った感じの音で、深さは左右クリックと同等だと思います。
初めて経験する位置のボタンですが、意外と使い易いです。
(自分は親指の位置の進む、戻るのボタンが音が大きいのでこちらにも進む、戻るを割り当てています。)
《9/10点》
親指の下側に来るボタンは、
初期設定ではボリューム上げ下げになります。
ちょっと特殊な作りで、前後にスライドします。(厳密には若干弧を描く格好です。)かなり固めですが「ポキッ」と言った感じです。
M950でもこの位置のボタンは誤操作してしまうので割り当てをしないで使っていましたが、
A50は誤操作の心配が無いのでとりあえずデフォルトで使っています。
《基本使わないので未評価》
その他に機能切り替えように、
真ん中の前側にあるのがCPI切り替えボタン(これを押した後ホイールで変更、もう一度押して決定)
押すとホイール回転がCPI切り替え機能に変わります。
もう一度押すと通常ホイールに戻ります。
手前側がプロファイル切り替えボタン(押す毎に順送りで切り替え)
が付いています、いずれも普通に握っている時に中指の腹で押してしまうようなことはありません。
自分は手の置き場所に対してのボタン配置としてはM950よりしっくり来ています。
進むと戻るのボタンを多用しなおかつブラウザー等で比較的ゆったり使う環境では、
EX-Gの方が使い勝手がいいと思います。
激しく操作しても誤操作をし難いと言う点では、M950とEX-Gより優れていると思います。
トータルで8/10点と言った感じです。
【センサー動作精度】
レポートレートは60Hzモニターでは125Hzでも十分との情報も有ります。
レポートレート上げるとCPU負荷が上がるらしいです。
正直良くわからないのでとりあえず真ん中の500Hzで使用しています。
(レポートレートを調べるフリーソフトで調べてみました、左から125Hz、500Hz、1000Hz設定です。)
ADNS-9800と言うゲーミングマウスでは比較的有名なセンサーが使われているそうです。
M950と比べて滑らかさはそれほど変わらないと思います。
レスポンスもM950と変わらないかな?
M950でも全く不自由を感じたことが無いので差もほとんどわかりません。
(自分が鈍感なのかしれません。)
ただマウスとカーソルの移動距離の一体感はM950と同等か若干優れているかなと感じます。
読み取れる素材(場所)ですが
木目プリントの机の上でも飛んだりしませんでした。
ただM950と違いガラスの上では動作しませんでした。(テストにはプリンターのスキャナー部を使用)
この価格でこの精度はすばらしいと思います。
自分の使い方では足りない部分は見つかりません。
現状違和感は感じてはいませんが、 センサーが右寄りの場所にあるのがちょっと残念なポイントです。
ちなみに個人的にはペンを握ったイメージでペン先の位置にセンサーがあるマウスが好きですので、この点ではEX-Gが一番好みです。
また、すべり具合は感触でしか有りませんが、M950よりほんの少し軽い気がします。
9/10点
【ドライバーソフト面】
上記にも記載したとおり、ドライバーソフトはメーカーHPからDLする必要があります。
インストール後再起動を要求されます。
ソフトの名前は「GAMING Mouse Driver」
う~むそのまんまのネーミングです。
アイコンの絵は金色のコンドルだと思います。
さて肝心のソフトの使い心地です。
上のスクリーンショットがメインフレームタブです。(ホームベースはマウスのスペック説明が出るだけなので省きます。)
センサー感度と加速度はXY軸別々にも設定できます。
ダブルクリック感度、スクロール量も調整可能で、コンパネのマウスの方をわざわざ開ける必要はなさそうです。
全てのセッティングはプロファイル毎の個別設定です。
つぎがボタンセッティングのタブです。
ボタンの割り当て、CPIの設定、プロファイルのセーブやロード(パソコンに)が出来ます。
マルチメディア系の操作系、ファイルのコピペなどの操作系、ウィンドウの操作系は
最初から選べるようになっています。
シングルキー割り当ても出来ますし、マクロ(操作の記憶と登録)も可能です。
ボタン設定で不足することは無いと思います。
プロファイル番号別の設定になります。
またマウス搭載のメモリー容量の状態が見れます。
ちなみにこの画面を出した状態でマウス側で切り替えてもしっかり同期して画面の表示も変わります。
ライトセッティングのタブです。
イルミネーションランプのセッティングがここで変えられます。
ここの設定もプロファイル毎に変えられます
一番右にあるサポート/アップデートのタブはIEを開く動きをしますが、
リンク先が定義されていないようで事実上機能していません。
ソフトは英語オンリーですが特に難しい単語も出てこないので不都合はありません。
まだ少ししか使いこなせていませんが、今のところ挙動不審なところも見つかっていません。
9/10点
【満足度】
正直この価格でこの品質&機能は文句のつけようがないです。
同一センサーを使用しているマウスの中でも安い部類です。
使ってみるまで不安だったマウス自体の品質やソフトの出来も不都合、不満もなくてよかったです。
サイズと重さは大きめなので、正直使う人を選ぶと思います。
お手頃なのに性能は一級品だと思います。
ちなみにゲーム以外時で使い勝手が悪ければM950と併用を考えていましたが、
A50だけで不都合無いのでM950はペアリング解除して予備機として仕舞いました。
情報が少ない為久々の人柱っぽい購入でしたが、私的には大当たりだったと思います。
保証の明記が無いので保証は事実上無いと思うので、
どのくらい持ってくれるか気になりますが、剛性感あるしオムロンスイッチだから平気かな?
日本では無名なメーカー(失礼)かもしれませんが、安くても一流のマウスだと感じました。
93/100点
(比較対象のM950は85点、EX-Gは90点ぐらいのイメージです。)
最期まで読んでくれた方ありがとうございます。