遠いんです、水戸。

水戸ホーリーホック等の観戦日記。

西が丘に行ってみた:横河武蔵野FC vs. 東京23FC

2012-08-25 | 東京23FC

職場が妙に早く帰っていい、みたいな雰囲気になったので、
何か夕方からできないか検索していたら、
自宅近くにサッカー専用スタジアムを見つけるの巻。


味の素フィールド西が丘


すっかり探検の範囲から漏れていたのか
もうすぐ2年になるが全く知らなかった…(´・ω・`)

調べていたら、今日が天皇杯の東京都代表決定戦で
横河武蔵野FCと東京23FCが試合をすることを知り、さっそく行ってみることに。

この時点ではどちらのチームにも正直、思い入れなし。
それぞれ知っていることといえば…

横河武蔵野FC:最近、インドネシアの選手が入団した…らしい?
東京23FC:設立に関して、新聞かネットで読んだことがある。

とまあ、お気楽な気分で行ったわけですよ。





夕焼けとあいまってすごく綺麗なピッチ。


メインスタンド席が関係者のみとなっており、
その影響か、バックスタンド席がえらい混んでいたので、
前半・後半で席を変えて見よう、というN-Nな発想。


まず前半は横河武蔵野FCのゴール裏へ。
太鼓だけでなく、トランペットの音色もあり、チャントも面白い。
年齢層はやや高めで、大人が気合を入れて応援している印象。


が、前半途中から次第に逆側の東京23FCが気になり始める。
真ん中でポストプレー&サイドから攻撃、というのが
実は好物なので、じわじわと内心で応援しはじめる。


でもって後半は東京23FC側へ。
顔見知りの水戸サポの方が観戦に来ているのを見つけて、
ご一緒させていただく。





…子どもが多い!


いつもの風景なのか、今日限定なのかはもちろん分かりませんが、
とにかく子どもが多い!
応援も横断幕や「たすき」があって、ホームっぽい応援。

条件的にはアウェイのはず・・・?


試合は後半の半ばあたり、東京23FCの左サイドからの鮮やかなカウンターで、
元・水戸の山本孝平選手が先制ゴール。

身を乗り出して手を出す子ども達と笑顔でハイタッチする姿は
とても、なにか、いいものを見た気分に。

(この時点で7割強ぐらい東京23FCを応援中)

その後も左サイドからの突破が実に鮮やかだったが得点は奪えず。
が、後半終了間近にPKを横河武蔵野FCに与えて同点に。


そして延長戦突入。
すっかり東京23FCに肩入れしていたのでそのまま観戦。

延長前半のこれまた半ばあたり…だと思いますが、
ポストプレーで作ったタメの間に、後ろからDFの選手が追い越し、
斜めからグラウンダーのシュートが決まって、東京23FCが勝ち越し点。


お祭り騒ぎの東京23FCゴール裏。


このまま…と思っていた矢先、
延長後半終了間際、横河武蔵野FCが追いつく!!!!

(あれ・・・息抜きに見に来ていたはずなのに…)

そして東京都代表決定戦はPK戦へ。


両チーム4人目までPK成功。横河武蔵野FCは5人目も成功。



東京23FCの5人目、山下亮介選手のキックはゴールバーの上へ。
横河武蔵野FCが勝利。
山下選手は泣き崩れ、選手も何人か膝を折る。

東京23FCのサポーターは一瞬の沈黙の後、
山下コール。



思わず自分も起立して拍手。
実に熱戦だった。


おかしい…西が丘サッカー場そのものの見学がてら、
そう、明日の千葉戦に向けた息抜きみたいな感じだったのに、
ものすっごい感情入れて応援してしまったぞ…?

そして手元には東京23FCのスタッフからいただいたパンフレットが。


もちろん水戸優先ですが、
もう1つ追いかけるところができたかもしれません。