主婦のお仕事とご褒美

実家にいる頃、家がいつも散らかっていてどうも気になったので母に言った事がある。
『ねえ、なんで家は他所の家みたいにもっとキレイに出来ないの』
今になると、その言葉がいかに母に対してキツい一言だったか良くわかる。

だって、家をいつもキレイに保つのはとっても難しいから

自分が主婦になるまでは、そんな事簡単と思ってた。
でもそれは全くの思い違いで、今は母に対して発したこの一言を反省するばかりだ

主婦の仕事は、家事と、言葉で書けばたった２文字。
でも、家事には、どこまでやるかは全く決まりがない。
ましてや休みだってない。
出来てれば当たり前だからそんなに褒められる事もない。
掃除も、洗濯も、料理も手を抜こうと思えば抜けるけど、抜いたら抜いたで結局自分に返ってくる。

その事がこの３年で痛い程わかってきた。

私は専業主婦だから大変といってもマシだけど、働きながら主婦していたり、ましてや子育てしながら働いている人なんてスーパーウーマンやと思う。
もちろん私の母に対しても、今ではいつも感謝している。
私もそんなスーパーウーマンになれればいいけど。
とりあえずまだまだ毎日が修行である。

それにスーパーおっちょこちょいの私は生傷が耐えない

この間ニラたまを作っていた時の事。
表が焼けたので、一旦お皿にひっくり返そうとお皿をフライパンの上にのせた。
そして何も考えずにフライパンの裏側を素手でさわって返そうとしてしまい、手がジュッと焼けた
もちろん余りの熱さにすぐに気がついて手を離した。
でもまずはニラたまが気になったので、フライ返しを持ってひっくり返した後で、速攻氷水で手を冷やした。
お陰で水ぶくれは出来なかったが、自分でもおっちょこちょい過ぎて何だか笑えてきた。

次の日は、ハンガーをベランダの物干に戻そうと思ったが、ベランダ用の靴に履き替えるのが面倒で横着してそのままかけようとした。
案の定バランスを崩して倒れそうになり、右足の親指の内側をベランダと部屋との段で強打
目の前に星が飛ぶくらいの痛さに襲われ、翌朝起きたらもの凄い青タンというか赤紫タンが出来上がっていた

そこでそんな自分を慰めようと、自分にご褒美を買った。
今回手に入れたのが、ずっと欲しかったOXOのサラダスピナー

いわゆる生野菜の水気を切るものだが、これは１００円均一とかに置いている物と違って結構なお値段の物。

だからこそご褒美なんだけど、これは正直買って大正解だった
凄く便利だし、サラダも水気が抜けてぐっと美味しくなったし、何より料理を作る時のテンションをあげてくれた。
さーて次は何を目標に頑張ろうかな？

旦那よ、たまのご褒美は多めに見てね