ななころびやおき

おっちょこちょいで好奇心旺盛なアラフォー主婦の七転び八起きな日々

朗読劇を見てきました

2014年10月22日 | 朗読
先週末の土曜日に、朗読劇団 朗読GENさんの第12回定期公演を見てきました。

場所は、あの阿倍野ハルカスで有名な近鉄百貨店8階の近鉄アート館という劇場です。
私は今回、ソラミミメンバーのまちゃさんがスタッフに入ることになったので、チケットをゆずって頂いた形で来場しました。
劇場にいってみて人の多さにビックリ
この日は、300人の会場が満員だったそうで、熱気が凄かったです。

私のGENさんとの出会いは、2年前その時はこんな記事を書いていました。
前の記事にも書いていますが、GENさんのお芝居は朗読劇という独特の方法です。
芝居というものが、ほとんどセリフの掛け合いだけで進むのに対して、語りの部分が多く本を読むように物語が進行するので、芝居を見たというよりは本を読んだような気持ちになります。

今回は、宮部みゆきの『落ち葉なしの椎』と平岩弓枝の『猩々乱(しょうじょうみだれ)』の2作品が上演されました。
どちらも時代背景は古いのですが、ストーリーもわかり易く、引き込まれる内容でした。

前回見させて頂いた時も思ったことですが、語りの素晴らしさはもちろん、役者さんの動きにも本当に無駄がなくて、計算され尽くしている感じがします。
それに今回は、一人ではなく複数の人が、セリフ以外の部分の語りをされていたせいか、前回よりストーリーが伝わってきたように思います。
それから『猩々乱』は、能の世界が舞台となっている独特の世界だったのですが、それに併せて実際の小太鼓や笛の囃子方(はやしかた)が舞台上で生演奏され、舞が映像で映し出されるという演出でした。
この演出が無ければきっとこの話しは成立しづらかったでしょうし、見ている方もこれによってグッとお話の世界観に引き込まれていきました。

今回のお芝居を見て、一度どんな風にこの作品達が作られているのか、また朗読の極意などをお伺いしたいと思いました。
まちゃさんが劇団さんとつながりを持っておられるので、また機会を作って頂こうかなと考えています。
その前に来月、代表の秋山さんの朗読教室の発表会もあるそうなので、それも行こうと思っています。

実は夏頃からずっと仕事を探しています。
でも条件が厳しいこともあって全然見つかりません
きっと妥協することが大事なんだろうってことはわかっているのですが、事情もあって譲れなかったりします。
しかも、色々上手くいかないことも多くて、家に籠っているとついつい落ち込みがちです。
そんなときのお出かけで、面白い作品だったので、気持ちが晴れ晴れとしました
やっぱり家に籠ると、ろくなことを考えないから良くないですね。
今後は、もっと積極的に出かけたり、人とのつながりを持とうと思いました。


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