ななころびやおき

おっちょこちょいで好奇心旺盛なアラフォー主婦の七転び八起きな日々

私の宇宙もまだまだ遠い

2012年10月19日 | 日々のこと
昨日はカタリスト研修で仲良くなった方お二人と始めてランチをしました。
中津のすっごくオシャレな店で大きいソファーがありました
ランチも色々あったのですが、迷ったあげくピザのセットをチョイスした私。
余りにしゃべるのに夢中になり、写真などとり忘れてしまいました。
けれど、マルガリータとホワイトソースのピザがハーフ&ハーフになっていて、とても美味でした

研修は、向田邦子さんの思い出トランプより花の名前の一説を朗読する内容でした。
これ、時代が古いので、昭和30年代の20代の男女のセリフが出てきます。
その部分が難しくて・・・。
でも逆に読むのが面白そうとも思ったので、今度は恋愛小説にチャレンジしようと思いました。
お楽しみに

さて、やっと本題に入りますが、今日は私の好きな益田ミリさんの新しい本を紹介しようと思います。
少し前に買ったのですが、『オレの宇宙はまだまだ遠い』というエッセイ漫画です

内容は、どちらかと言えば影の薄い書店員の土田新二(32歳)独身の何気ない日常を描きながら、
自分の人生ってなんだろうという壮大なテーマをさらっと描いています。
帯にはこんな印象的な文言が書かれています。

こんなはずじゃ
なかった、
でもなく
こんなもんだろう、
でもない
オレの人生。
書店員・
土田くんの人生に
あったかな未来は
あるか!?


私が益田ミリさんのエッセイ漫画と出会ったのは、2008年の冬の事です。
この時私は、独身で彼氏なし、やりたい仕事なしのないないづくしでした
当然人生に対する焦りと結婚に対する焦りは相当なものでした。
そんな時ふと目に飛び込んで来たのが、「結婚しなくていいですか』という益田ミリさんの本でした。
余りに自分の境遇と重なり即、買って帰り一気に読みました
これが、本当に深い内容で、感心させられると同時にとても元気が出ました

それ以来、本屋で新刊を見つけると必ず買っています。

益田ミリさんの本の魅力それは、さらっとしている事。
決して、人生とはこうあるべきであるなんて押し付けるのではなく、日常の何気ないもやもやも、
人生に対する漠然とした不安もあって当たり前、それでいいんだよ、と言ってくれる気がするのです
それに主人公はどこにでもいる人なので共感し易いし、ちょっと笑える部分もあり、文字だけの小説と違って読む時間も早いです。
大人の中には、漫画を読まない人もいらっしゃるかと思いますが、益田ミリさんの作品に限っては完全に大人向けです。
内容も色々なのですが、仕事に疲れている女子には、「週末、森で」女子の生態を知りたい男子には「僕の姉ちゃん」
自分の生活に迷いのある主婦には「ほしいものはなんですか?」が関西のおかんのあるあるを楽しみたい方は「お母さんという女」がお勧めです。
本当は他にも出ている本があるので、私も徐々に集めるつもりでいます。

今回の「オレの宇宙はまだまだ遠い」では主人公が始めて独身男性になったので、毎日コツコツおつとめしている独身男子必見です
私が面白かったのは、書店員が主人公なので作中に本が16冊出て来て、最後に一覧で紹介されていること。
絵本、漫画、海外小説まで様々ですが、私が最近アニメを見ている「宇宙兄弟」とか、「赤毛のアン」ソラミミライブで読んだ星 新一さんの本や、「ミシュランガイド」まで
あるのですが、作者のおススメでもあるのかなと想像しています。
また、作中に作者本人が登場していたり、「すーちゃん」との関連もあったりと、ファンの心をくすぐる内容になっています。
もちろんこれだけで読んでも十分楽しめますよ
土田くんの宇宙も私の宇宙もどうして遠いのか、是非確かめてみてください

実は、最近どうにかしてこれを朗読出来ないかななんて考えていたりします。
絵も特徴的で内容のうちなので、映像とあわせないといけないしとか・・・まだ模索している段階ですが・・・。
さて、長々書いてきた益田ミリさんの本、良かったら手に取ってみてください。
明日がくるのが楽しくなるような、そんな本ばかりです。


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2 コメント

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Unknown (aki )
2012-10-22 10:59:38
アトマツさん、おはようございます。
ホワイトソースの乗ったピザ!見たことなくてちょっぴり衝撃が走りました☆
益田ミリさん、お名前からして初めて聞きました。
アトマツさんの感想を読んだら読みたくなるじゃないですかぁ~。
しかもどれもいい感じ♪さらっとが私にも合いそうです(笑)
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Unknown (アトマツ)
2012-10-22 18:24:00
>akiさん
こんばんわ。
そうかホワイトソースのピザって珍しいかもしれませんねえ。エビが乗っていて思ったよりあっさりでしたよ。

益田ミリさんの本、新刊が出た時以外は置いていない本屋が多いのです。
だから、もし見かけられたら貴重ですよ。

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