前回のお話の続きになります。
前回、水子さんのテレビ番組を見ていたら、本当に水子さんが来てしまったお話をさせて頂いたのですが、その後、その場所の水子さんを育ててくれている御本尊が来てくれました。
御本尊は、「うちの子達が迷惑をかけたみたいでごめんなさいね。」
「いろんな子達がいるのでわがままを言いに抜け出して行ったみたい」
「また迷惑をかけるかもしれないけど、よろしくお願いしますね。」
って感じでお話をしてくださいました。
またいつか御本尊のお話もしようと思いますが、女性の鏡のような優しいお話のしかたなんです。
元気な子、わがまま言う子、泣き虫な子、とんでもない辛い思いをした子など、いろんな子供を育ててくれています。
ある時、元気な水子さんが来た時も、母親がわりの御本尊は言いました。
「この子はとても元気なの。お友達の前でも明るくて元気な子なんだけど、その分、辛いこと言わないから心配してるの。」
って。
本当に御本尊はいろんな意味ですごいと感じた瞬間でもありました。
さて、水子供養をどうすれば良いかについて、私が御本尊様や水子さんとお話をした経験からお話しをしようと思います。
いちばん大切なのは、
『忘れないこと』
です。
子供(水子)の親は、あなた以外にいません。
いくら母親のかわりとして御本尊が育ててくれていても、子供(水子)のパパ、ママはひとりしかいません。
忘れているか、覚えてくれているか、子供(水子)にはわかるんです。
辛い思いをさせないためにも、子供(水子)がいた事を忘れてやらないでください。
次に私たち親に出来ることは、
『塔婆供養』
です。
お寺さんなどに行くと、塔婆供養をしてくれます。
金額は様々ですが、1枚300円~500円くらいだと思います。
書き方は場所場所で違うかと思いますので、行った先でお聞きください。
書いていると子供(水子)はわかるんですよ。
ママが書いてくれてる! パパが書いてくれてる!って。
このようにして、毎月1回や、無理なら半年や1年に1回など塔婆供養をしてあげることが子供(水子)を忘れてやらないことにも繋がり、子供(水子)も喜びます。
もうひとつ、出来ることならしてあげてほしいことは、
『会いに行ってあげること』
です。
お寺さんには、「水子地蔵様」や「水子観音様」がいらっしゃる所があります。
どこのお寺でも良いです。
「水子地蔵様、水子観音様」の所に行けば子供に会えるかと思います。
私たちには見えなくても、子供(水子)には見えています。
線香、ロウソクができる所があればしてあげてください。
水子地蔵様、水子観音様にしっかりお願いをして、何をしに来たかを御本尊に伝えてください。「子供に会いに来ました」でも良いです。
その時に言わなければいけないことは、
最低「自分の名前」を必ず言ってください。
そうでないと誰が来たのかわかりません。
言えるなら、「住所」「名前」「数え年」「干支」まで言っても良いです。
そして、子供にまず言ってあげる言葉は、
『ごめんね』
って言ってあげることです。
それだけでいいんです、ごめんねって言ってあげることが大切なんです。
逆に心配させるような事を言ってはいけません!
傷つけるような事を言ってはいけません!
バイバイって言うと子供は寂しがりますので、また来るね!って言ってあげてください。
できる時には、お菓子を持って行ってあげてください。
自分の子供(水子)だけに持っていくのではなく、そこには他の子供(水子)達もいますので、みんなで食べれるようにしてあげてほしいのです。
御本尊は、1人だけ食べて、他のお友達は食べれないような教えを子供達(水子達)にしていないんです。
会いに来てくれる親ばかりではないんです。
お友達(他の水子達)にも持って行ってあげる気持ちで行ってほしいなと思います。
そして言ってあげる言葉は、
『お友達みんなで食べてね♪』
『お友達と分けてね♪』
って、言ってあげてください。
もうひとつできればしてほしいことは、例えば小袋の飴がたくさん入った袋入りのがありますよね。
これは袋を開けてあげてください。
袋を開けるだけでいいです。小分けの飴の袋は開けなくていいです。
パックのジュースなどはストローをさしてあげた方が良いのですが、場所(無人の所など)によっては出来ないこともあるかと思いますのでそのままでも構いません。ママ(観音様)がちゃんとしてくれます。
注意①:飴一つ一つの小袋は開けないで良いです。蟻や虫が来ます^^; お寺の人が困ります。
袋を開けてお菓子が出る物は開けなくて良いです。
お寺の人が困ることはしないでください。
御本尊も子供(水子)もわかってます。
注意②:お菓子は、置くところがあればそこに置いてあげて、置くところがわからなければお寺の方に聞くのが1番ですね。
水子地蔵様や、水子観音様がいらっしゃるお寺さんの方は、子供(水子)のことをわかっておられるはずです。
弘法大師様も言われます。
「ワレのところに来た時に、子供(水子)にお菓子を持ってきてやりなさい」
と。
弘法大師様のところで有名なのは四国八十八ヶ所霊場ですね。
四国八十八ヶ所さんにも、水子地蔵様や水子観音様のいらっしゃる所はたくさんありますよね。
※お寺お寺で考え方は違うかも知れませんので参考程度にして頂き、もし怒られたとしても逆上してはいけません。御本尊、子供が見ています。
「すいません、どのようにすれば良いですか?」って聞けば良いだけです。そしてそのようにさせて頂けば良いのです。
日本各地、風習や教えなど違うものです。
そうそう、とある子供(水子さん)が来た時にこんなことを言ってました。
「棒が付いてる飴がいいの、棒が付いてないと、ここに、ん!ってなるからママがダメって言うの…」
って言いながら、喉の所を指で教えてくれました。
私は、「あっ、棒が付いてないと間違えて飲んだら喉に引っかかるからかな?」
って聞いたら、「うん!」って言ってました。
この子はそうだっただけかもしれませんが、棒付きの飴って子供好きですよね!
もうすぐお盆ですね。
この世に生まれることが出来なかった子供(水子)にはお盆に帰ることはできないそうです。
この世に生まれたけれど亡くなられた子供には帰るところがありますよね。
子供(水子)が言ったことがあります。
「もう少ししたら、お友達が帰っちゃうからさみしいの。」
「わたしには帰るところがないから。」
「だから、お友達がいない時に、ママのところに会いにきてほしいな!」
って言った子供(水子さん)もいました。
ママの所とは、水子地蔵様や水子観音様のところです。
お友達がいない時とは、お友達が帰っているお盆中ですね。
子供(水子さん)のところに会いに行ってあげるのも良いかもしれませんね。
お読みいただきありがとうございました。
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