のんのんさんと行者の道しるべ

行者修行をさせて頂いています。
御本尊とのお話や修行中に勉強させて頂いたことを、この場にて伝えていこうと思います。

[密教 /行者] 肌守りとは? 今こそ肌守りの大切さを。

2020年04月02日 | 肌守り
☆修験道☆
のんのんさんと行者の道しるべ
 
ご覧頂きありがとうございます。
御本尊とのお話や修行中に勉強させて頂いたことを書いていこうと思います。昔の人は知っていたことが薄れかけていることも多いかと思います。神仏への接し方がわからなくなっているようにも感じます。神仏を信じる方へ少しでもプラスになればと思います。コメントなど一切ふせていますがよろしければ見ていってください。
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
肌守りの役目
 
 
 
 
 
今こそ肌守りの大切さを知ってほしいと思います。
 
肌守りとは、肌に着けるお守りのことです。
 
肌守りではなくても他のお守りをカバン等に付けているから肌守りは必要ない。腕輪念珠を付けているから肌守りは必要ない。と思われる方もいるかと思います。
 
違います。
 
肌守りの役目をあらためて覚えていてほしいです。
 
肌守りは、肌に着けておくことで
 
「体全体を見えない膜で覆い災難から守って頂く」
 
役目があるのです。
 
そして災難を少しでも小さくして頂くのが肌守りです。
 
 
神社、お寺での御祈願、護摩焚きなど行者方の力も必要でありながら、
自分自身で行うことができるのが肌守りなんです。
事故、災難、病気などから自分自身を守るために大きな力があるのが肌守りです。
 
 
神社さん、お寺さんのお祈りの力はそれはすごいものです。
今、日本全国の神社さんお寺さんの方々は、一日も早い終息をお祈りをされていると思います。
天皇陛下も毎日お祈りされています。
日本は昔から大変な事態が起きた時には、その時々のトップの方と共に行者の方々が動いていたのではないかと思います。
天台宗の最澄さんや真言宗の空海さんなど朝廷に出向きお祈りをされているのをテレビや映画で見たことがあります。
日本は古来より、神道、仏教の神々を信じ力を借りてきているからこそこれだけの神社仏閣があり、祝い事の際には今でも多くの方が神社仏閣でお祈りをしているのだと思います。
 
 
私達が、ここでしないといけないのは、他人任せではなく自分自身は自分で守ることです。
周りの大きな力がいくら動いても、一人一人が気を付けないといけないのです。
(※神様ごとではないことでも様々な対処はある中で、今回は「肌守り」のことについて書いています。)
 
 
肌守りについて、もう少し詳しく書いておきます。
 
肌守りは、肌に当てるから肌守りです。
服の上ではなく、肌に当ててください。(肌アレルギー等でできない方はシャツの上などでも構いません。)
着けるところは心臓の辺りが良いと思います。
肌守りにひもを付けて首からぶら下げたり(斜めがけしたり)、女性の方はブラのひもに着けてブラの中に入れたりします。
昔の映画などで首からお守りをぶら下げているのを見たことあると思います。昔からそうなんです。
 
肌アレルギーなどで肌に当てれない方は、肌守りを頂いたところの神様に伝えればよいと思います。
「アレルギーがあって肌に当てることができないので、シャツの上に付けさせてください。」
など言葉でご本尊に伝えればよいと思います。
 
 
そして、肌守りをしたから安心なのではなく、日ごろの行動も考えなければいけません。
仕方がないときを除き、自分から災難のあるところに飛び込むようなことをして肌守りをしたから安心なわけがありません。
自分自身が日常の行いを考え行動した中で肌守りの意味もあるのではないかと思います。
 
肌守りは、神社でもお寺でも受けることが出来ると思います。
この時に出来ればお守りをお持ちになる方の名前で祈願してもらうと良いと思います。
このお守りはどこそこのだれだれが持ちますので守ってあげてください。ってあなたのことをお願いしてくれると思います。
そうすることでより御本尊の力が入ると思います。

いつも行っている神社さんや、好きな神社さん、お寺さん、どの御本尊様でも良いんです。
ただひとつ、肌守りをするその時だけではなく、行けれる時には肌守りをもらった御本尊様のところに行ったり、行けれなくても肌守りにそっと手を当てて、その場に行った時と同じように御本尊様にお願いをすると良いと思います。

何もせずに肌守りをしとんじゃから、あとは神様しっかりせえよ!ではダメだと思います。

 
今回は、肌守りについて書かせていただきました。
それぞれの方で肌守りの解釈は異なるかと思いますので一つの参考程度にお願い致します。
 
 
 
 
お読みいただきありがとうございました。
 
 


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