我が家でお迎えした雛がメガバクテリアに感染していたときの対応
病鳥にあった保温にします。
保温の仕方をマスターしておくことが大切です。
病気・怪我・老化などで飼育温度は変わります。
病院から出された薬はきちんと飲ませます。
クチバシから直接飲ませる薬がだされます。
私は先生のいる前で飲ませる練習をして出来るようになってから帰ります。
鳥専の医師なら指導してくれるはずです。
インコ達が他の病気で薬を飲む機会に備えて慣れておきましょう。
ハナちゃんは生後2週間でお迎えした時からメガバクでした。画像は回復してからのものです。
メガバクに罹患していたインコ達の中で一番重症でした。
胃の中に菌がいますからさし餌をほとんど食べませんでした。
死んでしまうのではないかと思えるケースでした。
胃の具合が悪いので通常の量を食べられないのだと思いました。
そこで思い出したのは別の病鳥のとき医師から受けたアドバイスでした。
「さし餌の回数を増やしてください」というものでした。
ハナちゃんのさし餌はパウダーフードをポンプで2~3時間ごとに与えました。
餌の濃度も薄くしてみました。
メガバクで胃が悪いハナちゃんは1回のさし餌で2滴しか食べませんでした。
それでも早朝から夜の8時くらいまで何回もさし餌して、
2日に1g程度で体重が増えていきました。
25gを超えた時はほっとしました。
ハナちゃんのメガバクは私どもの経験では症状が重かったように思います。
食べ盛りの時期にメガバクで食が細かったのでさし餌は2ヶ月以上でした。
いまでは体の割に大きくて殻の丈夫な卵をポコポコ安産しています。
愛鳥のメガバクで日夜奮闘されている飼い主の皆様
ご自身のお身体も大切にして根気よく頑張ってください。
病鳥に全力を尽くすことでたくさんの知識が身に付きます。
それは鳥を飼っていく上での財産になります。
何十年もインコを飼っていて病気で失った命もあります。
虹の橋を渡ったインコ達の置き土産は経験です。
たまに出くわすエセ鳥専医師に惑わされないで済む経験です。