四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
2月25日の「地図読みシノギング」の様子
1月のイベントに続き今回も良く晴れた。
今年のシノギングイベントの滑り出しは好調!!
高尾駅から陣馬高原下行きのバスに揺られて30分ほどの力石で下車。

今日のシノギングは地図読みなので、まずはバスを降りた場所を地形図上に特定することから始める。
おおざっぱな地形、橋と川、交番などの条件を当てはめて現在位置の特定完了~!
それにしても風が冷たいな~。

だいたいこの辺から尾根に取り付こうと目星をつけた場所を目指して一般道を歩きはじめる。
陣馬街道にはこんなに懐かしい看板を張った建物が残っている。

えーと、道がこう曲がりくねっていて、向こうに大きな尾根が見えて。
あー、あの尾根いいね、行ってみたいねー。
歩きながらまわりの地形の変化を見て、進んだ分だけ地形図に線を引いて進む。
現在地を見失わないことが地図読みで一番大事なことだ。
ちょいと高台に出るとこんなにきれいな里山の風景が広がる。
向こうに見えるのは北高尾の尾根。

両側苔の壁の道端には落ち葉と雪が・・・。
ほとんど日が当たらないんだろなー、寒いなー。

この林道は地図上のこの実線だよね?
じゃあ、もうすぐ尾根の取り付きだから踏み跡とかよく観察しながら歩こう。
団体さんが地形図を片手にきょろきょろしながら歩くさまを不審そうに誰かが見ているかもしれない・・・。
この辺に取り付けそうなところはないかなと思ったその時、前方に何やら道標の様なシルエットが!
覗き込むと矢印の板に「ボンゼン山」って書いてある・・・。

これから忍び込む空気満載でピリピリとひそひそに支配されていた我々の緊張が一気に解けてホンワカしてきたぞ。

取り付きのところにもうひとつ「ボンゼン山」って道標。
わかりやすい!
ここは地元公認コースということでピリピリとひそひそは消え失せた。

それじゃ行きますか、と山に入るといきなりの急登。

急登の後は茂み。

緩急を読みながら地形図に線を伸ばす。
そしてまた茂み。

倒木も出てきてシノギングらくしくなってきたぞ。

敷地境界線に多いモミの木。
昔から境界を示しているのでどれも幹が太い。

498mの三角点まではほぼ北西の登り。
だいぶ汗ばんできたな。
地形図に線を引き、もうそろそろかな?
早く三角点に着きたい気持ちからか、ときどき距離感が狂ってだいぶ近付いたような気になってしまう。
あれ?まだかな?と思いながらほどなく498mに到着。
「空き缶、ゴミ、恋人も捨てないでね」byボンゼン山。

ここでお昼休憩。
日差しがあるがちょっと日陰に入ると途端に寒い。


北側は針葉樹の植林で寒々しいが、南側は薪炭林なので落葉のため視界が開けて気持ちがいい。
とても静かでいい山だな。

食事が終わると空が曇り始めてうすら寒くなってきた。
ここでツユハラヒとクナイ
を試してもらう。
ツユハラヒはこういう時にさっと巻けて、それだけで結構暖かい。
クナイは足元がすっきりするので歩きやすく、少々悪い場所でも足を安全に置ける。

498mから西に進むとやがて尾根は南に向きを変え下って行くが我々は途中から北西の尾根に乗らなければならない。
ここが今回のちょっと難しい場所だが、焦らずに一度南の尾根を偵察してそれから北西の尾根への下り口を特定できた。
ほとんど口出しをせずに参加者の皆さんに先導してもらっているのでだいぶコツをつかんできているようだ。

いくつかのコブを超えて536mの三角点に到着。

「恩方山」と書いてある。

地形図を見てわかるように、恩方山の西はいったん下って登り返す。
下りも登りも急な斜面で滑りやすいので注意が必要だ。

登り返して振り返ると八王子から都心方面の眺めが良い。

その先は気持ちのいい尾根が続く。
次に目指すは589mの三角点。

本日何度目かの急登を終えると589mに出た。

森勝氏のエマージェンシーキットを見ながら小休止。

そのまま尾根を南東に下り末端の神社で本日の地図読みは終了。
短い距離ながらアップダウンがあってなかなか面白い地図読みルートであった。
参加者の皆さんお疲れ様でした。
次に山に行ったら時々地図とコンパスを見てくださいね。
またの参加を心よりお待ちしております!!

今年のシノギングイベントの滑り出しは好調!!
高尾駅から陣馬高原下行きのバスに揺られて30分ほどの力石で下車。

今日のシノギングは地図読みなので、まずはバスを降りた場所を地形図上に特定することから始める。
おおざっぱな地形、橋と川、交番などの条件を当てはめて現在位置の特定完了~!
それにしても風が冷たいな~。

だいたいこの辺から尾根に取り付こうと目星をつけた場所を目指して一般道を歩きはじめる。
陣馬街道にはこんなに懐かしい看板を張った建物が残っている。

えーと、道がこう曲がりくねっていて、向こうに大きな尾根が見えて。
あー、あの尾根いいね、行ってみたいねー。
歩きながらまわりの地形の変化を見て、進んだ分だけ地形図に線を引いて進む。
現在地を見失わないことが地図読みで一番大事なことだ。
ちょいと高台に出るとこんなにきれいな里山の風景が広がる。
向こうに見えるのは北高尾の尾根。

両側苔の壁の道端には落ち葉と雪が・・・。
ほとんど日が当たらないんだろなー、寒いなー。

この林道は地図上のこの実線だよね?
じゃあ、もうすぐ尾根の取り付きだから踏み跡とかよく観察しながら歩こう。
団体さんが地形図を片手にきょろきょろしながら歩くさまを不審そうに誰かが見ているかもしれない・・・。
この辺に取り付けそうなところはないかなと思ったその時、前方に何やら道標の様なシルエットが!
覗き込むと矢印の板に「ボンゼン山」って書いてある・・・。

これから忍び込む空気満載でピリピリとひそひそに支配されていた我々の緊張が一気に解けてホンワカしてきたぞ。

取り付きのところにもうひとつ「ボンゼン山」って道標。
わかりやすい!
ここは地元公認コースということでピリピリとひそひそは消え失せた。

それじゃ行きますか、と山に入るといきなりの急登。

急登の後は茂み。

緩急を読みながら地形図に線を伸ばす。
そしてまた茂み。

倒木も出てきてシノギングらくしくなってきたぞ。

敷地境界線に多いモミの木。
昔から境界を示しているのでどれも幹が太い。

498mの三角点まではほぼ北西の登り。
だいぶ汗ばんできたな。
地形図に線を引き、もうそろそろかな?
早く三角点に着きたい気持ちからか、ときどき距離感が狂ってだいぶ近付いたような気になってしまう。
あれ?まだかな?と思いながらほどなく498mに到着。
「空き缶、ゴミ、恋人も捨てないでね」byボンゼン山。

ここでお昼休憩。
日差しがあるがちょっと日陰に入ると途端に寒い。


北側は針葉樹の植林で寒々しいが、南側は薪炭林なので落葉のため視界が開けて気持ちがいい。
とても静かでいい山だな。

食事が終わると空が曇り始めてうすら寒くなってきた。
ここでツユハラヒとクナイ
を試してもらう。
ツユハラヒはこういう時にさっと巻けて、それだけで結構暖かい。
クナイは足元がすっきりするので歩きやすく、少々悪い場所でも足を安全に置ける。

498mから西に進むとやがて尾根は南に向きを変え下って行くが我々は途中から北西の尾根に乗らなければならない。
ここが今回のちょっと難しい場所だが、焦らずに一度南の尾根を偵察してそれから北西の尾根への下り口を特定できた。
ほとんど口出しをせずに参加者の皆さんに先導してもらっているのでだいぶコツをつかんできているようだ。

いくつかのコブを超えて536mの三角点に到着。

「恩方山」と書いてある。

地形図を見てわかるように、恩方山の西はいったん下って登り返す。
下りも登りも急な斜面で滑りやすいので注意が必要だ。

登り返して振り返ると八王子から都心方面の眺めが良い。

その先は気持ちのいい尾根が続く。
次に目指すは589mの三角点。

本日何度目かの急登を終えると589mに出た。

森勝氏のエマージェンシーキットを見ながら小休止。

そのまま尾根を南東に下り末端の神社で本日の地図読みは終了。
短い距離ながらアップダウンがあってなかなか面白い地図読みルートであった。
参加者の皆さんお疲れ様でした。
次に山に行ったら時々地図とコンパスを見てくださいね。
またの参加を心よりお待ちしております!!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

« 前ページ |