四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
EXPED来日
スイスからEXPEDのセールスマネージャーのHubiが来日した。
フリーライター諸氏と登山・アウトドア専門誌の方々を本社ショールームにお招きしての新商品のプレゼンテーションは大盛況だった。
関係者を前に熱の入ったプレゼンは3時間を超えた。
日本での食事は必然的に和食中心になり、料理の説明・翻訳をしながらの食事になることが多い。
しかし、こちらも毎食同じことを繰り返しているとちょっと飽きてくる。
そのうち、抹茶パフェに入っている白玉は「White Ball」(そのまんまかい!)
きつねうどんは「Fox Udon」(こら、いいかげんにしろ!)
日本勢から笑いは取れたが、適当にもほどがある!と反省する。
それでも日本食を「オイシ、オイシ」と言って食べてくれるHubi。
Hubiの今回の出張は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを訪問しての日本である。
5週間の長旅とあってさすがに少々お疲れの様子。
それなら最終日くらいゆっくりしてもらおう!と三崎を案内した。
現地ガイドを「ミサキシエスタサヴォリクラブ」https://www.facebook.com/hirunejoの寒川氏にお願いし、我々は昼間っから観光気分で三崎の町をうろつく。
「ミサキシエスタサヴォリクラブ」は築90年を超える古い船具店を利用した昼寝城。
海風の吹きぬける二階の部屋にいろいろなハンモックが吊るしてある。
EXPEDのハンモックもある。
利用料金を払えばそこで昼寝ができるのだ。
Hubiは古い日本家屋とハンモックという絶妙なミスマッチの心を理解したのか、いつの間にかハンモックに揺られて寝てしまった。
昼寝の後は寒川氏プロデュースのハッピーアワーである。
冷たいビールと美味い肴、焚火と夕日。
・・・なにも言葉はいらない。
チューリヒまでは約12時間のロングフライトだ。
良い空の旅を!
そういえば、5週間の出張から帰って、スイスで何を食べたい?って聞いたら「パン」と一言。
日本人が「米」っていうのと同じだ。
いや、日本人は「ラーメン」かな?
「スイスのパン」は他にはない、「スイスのパン」なんだって。

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