日本で開発中の高機動パワードスーツ
日本の陸上装備研究所や先進技術推進センター
では下肢サポート用の外骨格モデルが
開発されています
現在 室内でのテストを終えて
野外フィールドでの試験を行う
ところまでいっているようです
二足歩行型兵器に進化の可能性はあるか?
宇宙の戦士に載せられていたイラスト 早川/ぬえ
これらの研究が 進んだ場合にもっと強力な
兵装に進化する可能性があるでしょうか?
ここでは あまりうるさいことをいわずに
ちょっと自由に想像してみましょう
元々パワードスーツという言葉は米国の
ロバートハインラインが"宇宙の戦士"という
作品中で 機動歩兵が用いるパワーアシスト
する能力を持った戦闘用宇宙服でした
彼はベトナム戦争でチョッパーから飛び出す
G.Iらを見て この構想を持ったようです
作中では核弾頭ミサイルまで搭載できる
強力な兵器でした
現在はまだまだ初歩的な段階ですが
戦車の英Mark1と
最新MBTの進化と比較すれば 将来的には
軽量で強い複合材装甲とFBWのような神経系
全身の各種スキンセンサーを統合して情報分析
するA.I等を搭載した新型兵装
個人用被服兵器/Man-Wearable-Weapon/MWW
なんていうのが登場するのは決して
夢物語ではないでしょう
その一つの理由として科学技術とは少し違う
観点が挙げられます
それは"兵士を殺しにくくなっている
"傾向が続いているからです
解りにくい表現かもしれませんが
一例をロシア軍にとってみます
ロシア/旧ソ連とドイツがWW2で戦った
有名なクルスクの戦い
勝ったロシア側は86万人もの犠牲者を
出しています
このクルスク戦闘は1943年7月4日から
8月27日の正味約二ヶ月に行われたので
たった一ヶ月で43万人 一日当たり14300人も
失った計算になります
(※この数字には戦傷と捕虜も含まれている)
またロシアは地雷除去のために歩兵を
戦車の前に歩かせていたことも知られています
こんなロシアでさえ 現在ではアルマータ等の
設計を見ると無人砲塔やフロントエンジン
(IFVタイプ)などに人数削減とクルー保護の
姿勢が見られてきています
つまり兵士を湯水の如く消費していた
ロシアでさえ人海戦術など とれなく
なっている一端が見えます
サンライズ/ボトムズのAT 管理者製作のオレタコ
歩兵の成り手も減り 損耗も減らし
なをかつ戦力も維持するためには
兵士一人一人の装備を火力防御力共に
強化するしかないでしょう
むろん戦闘用ドローンなども 今後は
大いに発展するでしょうが 敵地の占領と
いうミッションが歩兵の領分であることは
今後もかわらないでしょう
歩兵一人で戦車以上の威力を持った
ロボットアニメのようなところまで
進化するのは 遥かに未来でしょうが
例えばPCがスマホに押され少数派に
なりつつあるように軍事技術の進化に
よっては将来的には いまとは逆に
個人兵器(MWW)>MBTとなることも
ありえると思われます
#外骨格 #パワードスーツ #二足歩行型兵器 #ロボット #戦争
#軍事 #ミリタリー #戦車 #戦車戦