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進む外骨格研究 パワードスーツ進化の可能性もアリ

2019-10-10 00:18:59 | ミリタリー関連

日本で開発中の高機動パワードスーツ


日本の陸上装備研究所や先進技術推進センター
では下肢サポート用の外骨格モデルが
開発されています

 

現在 室内でのテストを終えて 

野外フィールドでの試験を行う

ところまでいっているようです



二足歩行型兵器に進化の可能性はあるか?

宇宙の戦士に載せられていたイラスト 早川/ぬえ

これらの研究が 進んだ場合にもっと強力な
兵装に進化する可能性があるでしょうか?
ここでは あまりうるさいことをいわずに
ちょっと自由に想像してみましょう

 

元々パワードスーツという言葉は米国の

ロバートハインラインが"宇宙の戦士"という
作品中で 機動歩兵が用いるパワーアシスト
する能力を持った戦闘用宇宙服でした
彼はベトナム戦争でチョッパーから飛び出す
G.Iらを見て この構想を持ったようです

作中では核弾頭ミサイルまで搭載できる 
強力な兵器でした
現在はまだまだ初歩的な段階ですが 
戦車の英Mark1と
最新MBTの進化と比較すれば 将来的には
軽量で強い複合材装甲とFBWのような神経系 
全身の各種スキンセンサーを統合して情報分析
するA.I等を搭載した新型兵装 
個人用被服兵器/Man-Wearable-Weapon/MWW 
なんていうのが登場するのは決して
夢物語ではないでしょう

その一つの理由として科学技術とは少し違う
観点が挙げられます
それは"兵士を殺しにくくなっている
"傾向が続いているからです

解りにくい表現かもしれませんが 
一例をロシア軍にとってみます


ロシア/旧ソ連とドイツがWW2で戦った
有名なクルスクの戦い

勝ったロシア側は86万人もの犠牲者を
出しています
このクルスク戦闘は1943年7月4日から
8月27日の正味約二ヶ月に行われたので 
たった一ヶ月で43万人 一日当たり14300人も
失った計算になります
(※この数字には戦傷と捕虜も含まれている)

またロシアは地雷除去のために歩兵を
戦車の前に歩かせていたことも知られています

こんなロシアでさえ 現在ではアルマータ等の
設計を見ると無人砲塔やフロントエンジン
(IFVタイプ)などに人数削減とクルー保護の
姿勢が見られてきています

つまり兵士を湯水の如く消費していた
ロシアでさえ人海戦術など とれなく
なっている一端が見えます

サンライズ/ボトムズのAT 管理者製作のオレタコ

歩兵の成り手も減り 損耗も減らし 
なをかつ戦力も維持するためには 
兵士一人一人の装備を火力防御力共に
強化するしかないでしょう
むろん戦闘用ドローンなども 今後は
大いに発展するでしょうが 敵地の占領と
いうミッションが歩兵の領分であることは
今後もかわらないでしょう

歩兵一人で戦車以上の威力を持った
ロボットアニメのようなところまで
進化するのは 遥かに未来でしょうが
例えばPCがスマホに押され少数派に
なりつつあるように軍事技術の進化に
よっては将来的には いまとは逆に
個人兵器(MWW)>MBTとなることも
ありえると思われます

 

 

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