電車内で見た向かいの男の特徴

電車の中で、向かいの席に座った男の特徴を、俺の目が線虫のように男に絡みつき想像するその脳内にて。



５０から６５歳くらい

マンガ好き

白いスニーカー

小指をかむ癖がある

中肉中背

ダイエーかなんかの量販店で買ったジーンズを穿いている

顔が大きい

左手でマンガ雑誌のページをめくり右手を折って頭を支えている

クリーム色の綿が入っている感じの安い値段の感じの長袖シャツを着ている

下着が白のシャツ

胸ポケットにタバコ

顔色は赤い

白髪交じりの固めの髪

髪型はトップを上げて基本八二で分けている

定年退職している

酒は飲む

黒のしっかりしたビニールバックを持っている

顔色に少し土色が入っている

少したれ目　腹が出ている

加山雄三世代風

尻が臭い

遠視

妻に手を上げたことがある

肩幅はあまりない

散髪屋で髪を切る

口に手を入れる癖がある　小指をかんだり爪をかむ

猫背

どこか童顔

ずんぐりむっくり体型

とある住宅地の中の駅で降りる

芯は太くもあるが鈍く、弱さもある

それなりの職場経験がある

会社勤めをしていた

黒めのオーラの中に白めのオーラがある



そんなことを妄想しながら電車を降りる。














写真の人物とは別人です。