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秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

W.O.O.Lの会、終了しました

本日無事W.O.O.Lの会終了しました。

 

 

集中してパソコンで創作をするということは、あまりなじみのないものかのしれません。

パソコンで創作するということがあまり目につきにくいからかもしれません。

今いろいろなアプリが出ています。それらを使えばそれなりにいいものができます。

しかし便利にボタン一つで出来るということは、簡単さの中に自分の創作の本能的欲求がそがれてしまいます。

うまくいかないからこそ、どうするかという過程が楽しめます。

パソコンは本当にいろいろなことができます。映像、音楽、絵画、写真、文章を書いたり本を作ったりもできます。

パソコンはそれ一台でそれだけいろいろなことができるのですが、唯一の欠点はそのインターフェースです。

入力はマウスと、キーボードのみで作っていきます。どんなものでも作れる反面、どんなものをつくるにもマウスとキーボードしか使えません。

そのため画面にあるいろいろなアイコンを理解して操作していくのですが、わからないうちは大変なストレスです。そういった操作系に根をあげてしまうことも経験された方も多いのではないでしょうか。

それだからこそ、集中して創作するということが大変重要になってきます。

そのパソコンで創作する時に気が散ってしまう状態で作っている方を時々見かけます。そういった方は、芸術家とか、アーティストは散らかった部屋でものを作っているというパブリックイメージを持たれているように思います。

しかしそういった方も自分で集中する環境をこしらえています。そしてそういう部屋は創作にしか使いません。

日本はもともと部屋が狭い物件しかない国ですので、狭い部屋を駆使するしかありません。ご飯も食べて、寝て、仕事もする、そんな場所で想像力を養うことは至難のわざです。

想像力が持てないスペースではそれくらいでしか自分が育ちません。秋紀自身そういった葛藤を経験したことからこの企画を立ち上げました。

W.O.O.Lの会の時には、ここ長峰のayami yasuyho事務所を創作活動しやすい場所に特化して部屋を準備します。

その部屋で2時間集中してパソコンに向かって自分のしたいことを形にしていくことはけっこう疲れます。しかしその分形になっていきます。

 

今日秋紀はprotoolsで作曲しました。スケッチのように音をトラックに貼付けていきました。それをなんとなくグルーヴにしていきました。ドラムはYAMAHAのリズムマシンRY10で手打ちを録音したものを使いました。そしてフィールドレコーディングした大気の音をそれらにつなげていきました。

リズムマシンの音は、以前youtubeで見たSUIさんのpro toolsで作業する様子を見たものをマネしようと、録音したリズムを人間が叩いたようなグルーヴに変えてみました。

SUIさんの作業速度はものすごく早いです。youtubeを見ていてもよく理解できません。しかしやっていることは分かります。その作業を頭の中に入れておいて実際にやってみました。

RY10で作ったものは簡単なリズムですが、それをずっとループして流しながら微妙に変えていきます。youtubeにはありませんが、それぞれの叩いた音もペンツールを使って音量を変化させて書き込んでいきました。多分それぞれのアタック音を調整するには簡単な方法があるかもしれませんが、まだよく分かりません。失敗もしましたが、undoするには細かすぎて大変だったので、元の波形を再度読み込んでやり直しもしました。しかし格闘の末、ようやく人間が叩いたようなニュアンスが出来てきました。よかった~。

僕自身リズムに関して本当に弱い部分ではありますが、それでも一歩ずつ作っていけば作品はできるし、それにそのパーツを使ってライヴもできます。

できた結果は何かしらの形で皆様の前に見せたいと思います。お楽しみに。

 

次回のW.O.O.Lの会も9月26日(土)にやる予定です。


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