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秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

gala

生い立ちをつらつら。




舞台というものに初めて出たのは幼稚園のお芝居だった。

今でも覚えているが、たった少しのセリフが出てこなかった。

ものすごく緊張していた。

冷や汗をかいた。

舞台のみんなや、見に来てくれた父兄もハラハラみている。

そんなか、やっとこさセリフの端が出てきてやっと舞台が動いた。

恐怖だった。

もうこんな思いしたくないと思った。



しかし学校というものはクラスで出し物をしたがるところで、いろんな場面で舞台

に立った。

生まれつきかなんだか分からんがなぜかキャラが浮いていたため、舞台ではウ

ケが良かったようなこともありました。



唯一楽しく出れたのは、音楽関係だった。

それも緊張すればもうだめだったが。

譜面は読めなかったが、他人がメロディを弾いて引っ張ってくれたならのびのびと

歌ったり笛やハーモニカを吹いたりした。

その時は楽しかったように覚えている。

小学校時分には兄弟がピアノを習っていたので、よくピアノの陰で練習を聴いてい

た。

そして時折感動して涙流していた。



小中とそんな感じ。

親友も一人いた。でも小学校中学校高校といじめられっ子だったので記憶があいま

い。




幼稚園から小学校低学年まではアニメソングをよく聴いていた。

父親のステレオで童謡からお話からアニメソングまでいろいろ聴いた。

しかし歌謡曲は好きになれなかった。

みんなと一緒に盛り上がるのがいやだった。

そんな中中学で友達から半ば強制的に洋楽のカセットを聴かされ、洋楽に目覚め

る。

そして今は亡き貸しレコード屋というものがここらには唯一のレンタル屋さんだっ

た。周りは田舎の住宅街だったもんで、そこから新しい音楽を聴こうとしょっちゅ

う借りにいった。

そこにはPUNK~NEWWAVEの辺りのレコードが置いてあった(今から思うとそんなも

ん置いて聴く奴おったのか疑問だが)。

そろそろ既存のロックに飽きだした俺はそれらのなかからジャケットがいいのを選

んで借りた。たまたま借りたその一枚が自分の人生を変えた。


JENE LOVES JEZEBEL   「promis」


なんだかすごく変な期待を裏切るメロディ。サイケデリックな感触を残しながらも

PUNK以降の新しい音楽、メンバーのすさまじいメイクにもびっくり。ROCKというカ

テゴリーを拒否するような得体の知れない音楽グループ、バンド。

アートってなんだか分からなかったが、そこから何かがスタートした。

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