そこから他のジャンルに手を伸ばしていく。
中学生時にはもうCD世代に入っていたにもかかわらず、お小遣いで買ったラジカセ
で、レコードからカセットに音を録音して聴いていた。
カセットというなんでも録音できる代物がなんだかすごかった。
中学1年生のクラスで歌う合唱の曲を決めるのに、担任がニューミュージックやア
イドル、フォーク系の曲を60分テープにイントロとサビを大量にぶちこんだテー
プをクラスのみんなにダビングして配ったことがあった。
その時、いわゆる「いい曲」をサビまでくると遠慮なくブチッと切って新しい曲を
入れているその感覚にびっくりした。
もちろん教師はただ生徒に選曲させるためにただ単にリストを作っただけに過ぎな
いが、聴いている僕にしてみれば衝撃だった。大胆にカットアップされているオフ
コースなどなどを聴いているとおもしろかった。
PUNKなんぞもうすでに過ぎ去った過去でしかないのに聴きあさり、ヒップホップが
全盛期を迎えていた中ひたすら大阪に行って海賊版のライヴテープを買いまくっ
た。
中学生からドローイングも加速していき、年賀状は受け取った相手は素直に喜べな
い内容の絵に戸惑っていた。
そしてバンドを組もうと周りを見渡せど誰一人としてそんな奴はいなかった。
大学に入ってから僕のキャラがようやくおもしろいと思ってくれるキチガイ達に出
会い、自分のやりたい事をやろうと走り出した。
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