携帯カメラで撮った画像はお世辞にもクリアであるとは言えません。それに、彼女は写真を本格的には勉強したことがありません。
しかし。彼女の中で、「栃本あずさ」のもっと下のほうにある「ワタシとはなにものか」という問いに彼女自身のやりかたで迫ろうと試みております。その人間としてのワタシに迫ろうとしている写真は未熟でありながらも、何かを訴えているように感じます。
彼女自身が写真を始めたのはこの世界を撮ろうとしたのではなく、「栃本あずさ」にカメラを向けたのがカメラとの出会いです。その意味でセルフポートレートという手法は彼女にとっての世界につながるための通路であったのかもしれません。
皆様ぜひお忙しいとは思いますが、KOBE 819 Gallaryまでぜひお越し下さいませ。
ayami yasuyho
秋紀芳慧
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